家計計画のポイントライフイベントの洗い出し

この振り返りで、思ったよりお金が貯まってなくてガッカリする人がいるかもしれません。でも振り返ることで1年間のお金の使い方、自分とお金との距離感に気付けたことは大きな収穫です。前向きに来年につなげましょう。そのために、3つの家計計画のポイントを押さえます。

一つめはライフイベントの洗い出しです。来年のイベントを出来るだけ詳しく書き出します。たとえば子供の学校や習い事、部活動などの教育費、帰省費や旅行の計画、お祝い事などはありませんか?
家電や車の買い換え、車検の時期ではないかなども確認します。そうすることで、通常の生活以外での必要資金を把握することができます。余裕がある人は、2年後~10年先までの大きなイベントも書いてみるといいでしょう。

(広告の後にも続きます)

家計計画のポイント収入はどれくらい見込めそうか

ポイント2つ目は来年の収入見込みです。働き方が変わらないのなら、これまでと同じくらいの収入が見込めるかもしれません。昇給があるという人もいるでしょう。ただ、注意しておきたいのは新型コロナウイルスの状況です。
今の日本は、政府から給付金や補助金を受けて支えられている側面があります。今後、業績への影響が大きくなればボーナスが一部、または全部カットされることがあるかもしれません。心配な人は、来年の収入は厳しめに見積もって家計が耐えられるよう今のうちから作戦を練っておきましょう。いざという時のダメージを緩和できます。一方で、徐々に副業を認める企業も増えています。得意なことや関心があることにチャレンジしてみるのもいいですね。