家計計画のポイントどれくらい資産を増やすのか
家計計画の最後のポイントです。上記を基に貯蓄目標を立てましょう。たとえば月3万円、ボーナスから20万円できそうなら年間76万円の貯蓄ができる計算です。もし、本当は100万円を目指したいというのなら、単純計算で月2万円の見直しができないか、ボーナスで調整できるようなら月の見直しはもっと少なくても良いということになります。
貯蓄の方法は定番の強制積み立てがおすすめです。基本は、社内預金や積立定期、10年以上取り崩さないで良い資金は、イデコやNISAを活用した資産運用を検討しましょう。
また、収入の不安がある人は、まずは最低限できそうな貯蓄目標を立てます。その上でもし普段通りの収入となった場合は、その分だけ上乗せ貯蓄をする、というルールを作っておくと前向きな気持ちで家計管理ができます。
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年間計画を立てることで収支の改善ポイントを探す
計画をたてる
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このように年間計画を立てると、貯めるべきお金と自由に使って良いお金が明確になります。お金を使うことに後ろめたさを感じる人も少なくありませんが、計画を立てることによって貯めなきゃというプレッシャーから解放されます。目標額をきちんと貯めているなら残りは自由に使えるお金だと心を整理することができますね。
もちろん、思うようにいかないこともあります。そんな時はもう一度家計簿とにらめっこして、収支の改善を模索してみましょう。たくさんの家計を拝見している私の感覚では、改善余地が残されているケースも珍しくありません。
以上が、年末年始の家計見直し術です。振り返りを生かして未来をより充実したものにしていきましょう。