
文具のとびら編集部
文具好きな“あの人”の手帳やノートの中身を伺う「あの人の手帳時間」。
今回は数々の手帳やノートを企画・開発しているマークスに伺い、「ライフログ」について教えてもらいました。「ライフログに挑戦したいけど、何から始めたらいいのかわからない」「ライフログが続かない」という、ビギナーさん向けのコツも満載です。
ライフログの第一歩は「生きているだけで溜まるログ」
ライフログとは、スケジュール管理を目的とせず、日記や趣味の記録、健康管理など、生活(ライフ)にまつわる事柄を記録(ログ)すること。新年度が始まり、「ライフログに挑戦してみたい」と思っている人も多いのでは。
「ライフログは、ダイエットや食生活、感情など日常に寄り添う記録です。例えば、何かを食べに行くときに『あとで手帳にミールログ(食事記録)をつけるから、ヘルシーなものを選ぼう』と考えたり、あとからふりかえって『こんなことに気をつけよう』と思ったり。ライフログをつけることで、日常的なことに”意識を向けられる”のがメリットだと思います」(商品戦略部 ⿑藤有紀さん)
そんなライフログ。「始めたい!」と思った時におすすめのテーマを伺うと、「まずは、その日歩いた歩数や睡眠時間、食事内容など、”生きているだけで溜まるログ”をつけてみてください」と商品戦略部の朝山隆部長。深く考えずに書き留められるテーマを選ぶことで、書くことを習慣化できるそうです。
特に初心者さんには、ライフログをつけることがプレッシャーになってしまわないよう「ラフにメモするイメージ」で書いていくのが大切だといいます。1行で終わったり、書けない日があっても気にしなくてOKだそう。
ご自身もライフログをつけているという齊藤さんは、続けるための工夫として「ノートや手帳を、机の上など常に見える場所に置いておく」といいます。寝る前にさっと書いたり、忙しい時期には仕事がお休みの日にまとめて書いたりすることも。思い立った時にすぐ手に取れることが習慣化の鍵になりそうです。
ペンやシール、写真などを有効活用することも続けるコツの1つ。おしゃれなページを作れるので、モチベーションが上がります。マークスの「マステ®水性ペンで書けるマスキングテープ」シリーズもデコレーションに大活躍のアイテム。
ちなみに、ビギナーさんがライフログをつけるのにおすすめの手帳フォーマットは「週間ブロック」と朝山さん。1日1ページタイプと比べて書く内容が少なくてもスペースが埋まることと、見開きで1週間を俯瞰することができるので「書いている」という達成感を味わえる点が適しているといいます。
なお、少しずつライフログが続くようになってきたら、作った料理のレシピや買い物の内容、旅行などの記録に挑戦すると「見返した時にさらに楽しいページになります」と齊藤さん。写真やチケットを一緒に貼ったり、イラストを加えてみるとより華やかなページになるそうです。
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ライフログにおすすめの手帳・ノート
齊藤さんと朝山部長に、マークスのアイテムの中でも特にライフログを記入するのにぴったりな3アイテムを紹介してもらいました。
■ライフログ用ウィークリー手帳
税込2,200円~2,420円
「ましかく」サイズが魅力のライフログにぴったりな週間ブロックのウィークリー手帳。食事や運動、読書、気分の変化など、日常のささやかな楽しみをログして、日々の気分や体調の変化の気づきにもつながります。記入式フォーマットで、“カンタン”に“楽しく”、なにげない日々を宝物のように手元に残すことができる1冊。
■マークスのログダイアリー
税込1,870円(デイリー、ウィークリー)、同1,210円(ポケット)
日付フリーで自由に書けるログダイアリー。デイリー、ウィークリー、ポケットサイズの3種類があり、カラーバリエーションも豊富。シンプルなデザインとフォーマットで、日記やタスク管理、アイデアメモとして活用でき、気軽に書き始められ、続けやすいのが魅力。マスキングテープやシール、写真などを使って、手軽にかわいく“手帳デコ”も楽しめる1冊。
■連用日記
税込3,520円
3年・5年分の記録を1冊にまとめられる連用日記。毎年同じ日の出来事を一目で振り返ることができ、成長や変化を感じられるのが魅力。シンプルなレイアウトで書きやすく、日々の気づきや思い出を自然に記録でき、時間をかけて積み重ねることで、自分だけの特別な1冊に。日々の出来事を丁寧に綴ることで、未来の自分に向けた手紙のような役割も。