夫の不貞の証拠を押さえ、住宅ローンの支払いと養育費を約束させたうえで離婚した女性。さらに別の女性は、あえて夫を“泳がせ”、不倫を待ってから離婚協議に臨んだという。
不倫の証拠、財産分与、養育費……。夫に有利な条件を許さない“計画離婚”のリアルを当事者の証言から追った。
◆夫から離婚を切り出されて…
![夫は見てはいけない 妻たちの[熟年離婚]計画](https://assets.mama.aacdn.jp/contents/210/2026/3/1773299002885_knkcmgjw0c.jpg?maxwidth=800)
「30歳を過ぎてから子供をつくろうとしたのですが、その頃にはレスに……。何度も流産、死産を経験して不妊治療の末、結婚11年目で長女を授かったので喜びもひとしおでした。ところが、長女が4歳のときに夫が『好きな人ができたので離婚したい』と言い出したんです」
話し合うなか、実は夫がそれまでに3人の女性と不倫していたことも発覚したという。
「でも、離婚したら娘を転校させて公立学校に通わせるという話をしたら、夫は『イヤだ』と。娘と離れるぐらいなら離婚は諦めるし、新しい彼女とも別れるとなった。夫婦関係が改善したこともあって、その後、5000万円でマイホームを購入しました」
◆将来的な離婚を視野に入れていた
実は、このとき恵津子さんは将来的な離婚を視野に入れていた。そのため、「離婚時にはすぐに高値で売れる、駅近の物件を私が探した」と話す。「それから1年足らずで、夫が既婚者マッチングサイトで、不倫相手を探していることがわかったんです。夫が知らぬ間にスマホが自宅のタブレットと同期されて、連絡を取り合っていた20人以上の女性の写真がそこに保存されていた」
数々の不貞行為の証拠と自白が揃っていただけに、離婚協議では恵津子さんの要求が通ることに。夫は住宅ローンの支払いと月10万円の養育費を娘が成人するまで支払い続ける約束をし、マイホームは恵津子さんのものとなった。
「その家を今、売り出していて、売れたら残債を除いて2000万円の利益になる見込みです。元夫は住宅ローンの支払いがなくなるので、売却後は養育費を20万円に引き上げることで合意を得ています」

