◆セクシー女優としてのデビューが、人生を豊かにしてくれた

愛川:後悔はないですね。銀行で働いていて、そのまま主婦になって……という生活に不満はないですが、なんとなく物足りなさも感じていたんです。狭い世界しか知らないし、人間関係も狭いし。
セクシー女優として活動を始めて「世の中には、いろいろな人がいるんだな」と学べました。良い人も、変な人も含めて(笑)。
本当に、私の人生を何倍にも広げてくれたのが、セクシー女優のお仕事だと思っています。
――なるほど、人生が豊かになった、と。
愛川:それに、やっぱり性的な行為を続けていると、若々しさが保たれるんですよ(笑)。
さらにセクシー女優はたくさんの人に見られるお仕事ですから、女性としての魅力のキープにも気を遣いますし。
還暦を過ぎても、いつまでも「女性」として見てもらえるのは、とてもありがたいことだと思っています。
◆「行けるところまで全力で走り続けます!」
――今後の活動について、考えていることはありますか?愛川:事務所を移籍して、名前は「安野由美」から「愛川由美」に変わりましたが、基本的には今までどおり活動していきたい、と考えています。ただ、演技の方面などでお仕事の幅が広がるといいな、とも思っていますね。
あと、今までは撮影会は東京だけだったんですが、地方でも開催できたらより多くのファンの方に喜んでいただけるかな、と。ファンあっての私たちですから。
――引退について、考えたりはしていますか?
愛川:ある作品で「死ぬまで続けます」と、冗談半分で言っているんですけど(笑)。でも、そのくらいの気持ちではいます。
ただ、実際に一度病気などで引退していますし、現実にはどうなるかわかりませんが……。
でも私にも「まだ頑張って」と応援してくださるファンの方がいますし、なにより自分自身が「続けたい」と思っていますので。
「いつまで続ける」とかはあえて決めずに、行けるところまで全力で走り続けたいと思います!
<取材・文/蒼樹リュウスケ、写真/杉原洋平>
【蒼樹リュウスケ】
単純に「本が好きだから」との理由で出版社に入社。雑誌制作をメインに仕事を続け、なんとなくフリーライターとして独立。「なんか面白ければ、それで良し」をモットーに、興味を持ったことを取材して記事にしながら人生を楽しむタイプのおじさんライター

