ベストタイミングを逃さない!
空振りしないためのポイント

満開の美しいカタクリの姿を見るためには、タイミングが重要です。
SNSなどをチェック!
カタクリの開花ピークは短く、また気候条件によっても開花状況は変化します。カタクリの保全地域などでは、公式HPやSNSなどで開花状況を発信してくれているところも多いので、事前にチェックしておくのがおすすめです。
晴天を狙うのが吉
カタクリの花は、夜や、曇りや雨など気温が低く日照が少ない状態では閉じてしまいます。お天気のよい日に訪れるとよいでしょう。
ゴールデンタイムは午前11時~午後2時頃
カタクリの花弁が最も反り返りやすいのは、太陽をしっかり浴びた午前11時~午後2時頃とされています。くるりと花弁が反り返ったカタクリらしいショットを見るなら、この時間を狙うのがベスト!

希少な春の人気者 カタクリのプロフィール

植物名:カタクリ
学名:Erythronium japonicum
科名:ユリ科
属名:カタクリ属
原産地:日本、中国東北部、朝鮮半島、樺太など
和名:カタクリ(片栗)
別名:カタカゴ(堅香子)、カタコ、カタコユリなど
英名:Asian fawn lily、Oriental fawn lily、Japanese fawn lilyなど
形態:多年草
草丈:15cm前後
開花期:3月中旬~4月上旬
カタクリはユリ科の多年草。春だけ姿を現すスプリング・エフェメラルの中でも代表的な存在で、人気の高い花です。かつてはカタクリの根茎を片栗粉の原材料としていたほどありふれた存在でしたが、現在では開発による生息に適した地域の減少や乱獲、盗掘により数を減らし、東京都や千葉県、神奈川県、京都府など多くの自治体で絶滅危惧種に指定されています。
カタクリの生育サイクルは次のとおり。3月上旬に葉を出し、3月中旬~4月上旬に開花、5月上旬に種子をつけ、6月には葉が枯れて休眠します。1年のうち10カ月ほどを地中で過ごすカタクリは、光合成をする期間が短いため、生育に長い時間がかかり、発芽してから花が咲くまでに7~9年かかるといわれています。

開花時には花茎を伸ばし、その先にうつむくように花を1輪咲かせます。淡紅紫の花弁は明るくなるにつれて次第に外側に反り返るのが特徴。葉には黒紫の模様が入ります。

日本に自生しているカタクリの栽培は難しいため、ガーデニングではより丈夫で育てやすい西洋カタクリ(エリスロニウム)が主流。いくつかの種類がありますが、強健で鮮やかな黄色の花を咲かせる黄花カタクリ(エリスロニウム‘パゴダ’)、日本のカタクリによく似たエリスロニウム・デンスカニスなどが人気です。

