ユキヤナギの名前の由来と花言葉

ユキヤナギという和名は、葉や弓のようにしなやかに枝垂れる枝の姿がヤナギに似ていること、白い小花をたくさん咲かせ、まるで雪をかぶったかのように見えることから名づけられました。また、小さな花弁が地面に散り敷く様が、砕けたお米を撒いたように見えることから、「小米花(コゴメバナ)」や「小米柳(コゴメヤナギ)」という名で呼ばれることもあります。
ユキヤナギの学名であるSpiraea thunbergii (スピラエ・ツンベルク)の、Spiraeaはギリシャ語で螺旋(らせん)で、葉のつき方がらせん状であることが由来です。また、thunbergii は植物学者のカール・ツンベルクから取られています。
ユキヤナギの花言葉は、「愛らしさ」「静かな思い」「気まま」「殊勝」など。
ユキヤナギの花の可愛らしさから「愛らしさ」、静かさを感じる楚々とした佇まいから「静かな思い」、枝が風に自由に揺れる様子から「気まま」、小さな花がたくさんつく様子から「殊勝」が、それぞれの花言葉の由来とされています。
ユキヤナギの種類
ユキヤナギといえば、白い小花を咲かせる姿が思い浮かびますが、じつは変異が多く、矮性種や高性種、開花期で見ても早生種から晩生種までいろいろな品種があります。品種名が付いたものは多くありませんが、いくつか代表的な品種をご紹介しましょう。
‘フジノピンク’ Spiraea thunbergii‘Fujino Pink’

ユキヤナギの代表的な園芸品種。つぼみは濃いピンク色ですが、開花すると内側が白っぽくなり、淡いピンクの花となります。「紅花ユキヤナギ」や「桃色ユキヤナギ」、「フジノピンキー」という名で呼ばれることもあり、切り花品種としても親しまれています。
‘オウゴン’ Spiraea thunbergii ‘Ougon’
オウゴンユキヤナギとも呼ばれ、葉色が黄色っぽいのが特徴。花後もリーフプランツとして利用でき、秋の紅葉も楽しめます。
‘蒲田早生’
切り花用に品種改良されたもので、主に生け花に利用されています。草丈が少し低く、花も小さいのが特徴。早咲きの品種です。
斑入りユキヤナギ
葉に白い斑が入った品種。一般的なユキヤナギよりも葉が細く、ランダムに斑が入っています。開花期には白い花が斑入りの葉によく映えて、優しい雰囲気の姿が目を引くでしょう。
