ハナカイドウの名前の由来と花言葉

ハナカイドウは漢字で「花海棠」と書きます。「棠」は梨という意味があり、「海棠」は海外から伝えられた梨という意味になるそうです。中国では「海棠」の名で通っており、日本にもそのまま伝えられてカイドウとも呼ばれています。また、別名のスイシカイドウ(垂糸海棠)は、花茎を長く伸ばして垂れ下がるように咲く様子から名づけられたようです。
ハナカイドウの花言葉は、「艶麗」「美人の眠り」「温和」「友情」など。中国では昔から親しまれてきた花で、牡丹と並んで美人の代名詞となっています。唐の時代には、玄宗皇帝が酔って眠る楊貴妃をこの花にたとえたことから、「美人の眠り」という花言葉が与えられたようです。
ハナカイドウとミカイドウ

ハナカイドウの近縁種に、ミカイドウ(実海棠)があります。江戸時代にはミカイドウをカイドウと呼んでいたため、混同されがち。ハナカイドウは花が下向きに咲きますが、ミカイドウは上向きに咲くので、これが見分けるポイントです。また、ミカイドウは秋に2cm前後のリンゴのような果実がつき、食用できます。
なお、ミカイドウは近縁種であるノカイドウ、ズミとともに、山野草の愛好家や盆栽愛好家などからミヤマカイドウ(深山海棠/Malus micromalus)の名で呼ばれることもあります。
