◆そばは噛んで食べたほうが美味い

今回の組み合わせだが、まず、もりそばが4人前ということになる。純粋に、そばは健康にいいので、それくらいの量を食べないと物足りない。
小諸そばはネギとわさびが卓上調味料として使い放題である。筆者はこの2つがたっぷり入ったそばつゆが好きなので、ずっと入れ続けられるのはありがたい。ところで、テーブルにはほかにも梅干しがあるのだが、これはどのタイミングで食べるのだろうか。
そんなことを思いながら、そばをすする。「そばは噛まずに喉越しを楽しむものだ」とはよくいうが、普通に噛んだほうが美味しいと思う。あと、糖尿病なので、医者からは「よく噛んで食事しなさい」と言われている。だから、飲み込むことはない。
◆かき揚げとえび天を選んだのにもワケが

子どもの頃は、そばと天ぷらの組み合わせの良さがわからなかった。それぞれ別に食べればいいじゃないかと思っていた。だが大人になるにつれて、そばだけでは「物足りない」ということを知った。
量を食べるのであれば、天ぷらも大きいほうがいい。期間限定メニューで穴子天もあったが、正直それだけで満足してしまう。そこで単体では食べづらいかき揚げを2つにした。
かき揚げこそ、子どもの頃は何がうまいのかわからなかったが、いまではこれがないとそばが成立しない。サクサクの食感だけではなく、つゆに浸すことでふわふわにもなる、魔法の天ぷらだ。
そして、このテーブルには今、つゆが2種類もある。天つゆにつけるのもよし、そばつゆに入れるのもよし。これでそば4人前はいける。
えび天は美味しいが、「長期戦」には小さすぎる。イカ天ととり天は個性が強すぎた。だからこそ、ここぞというタイミングでえび天をかじる。何事も、何度か通ってわかるものだ。

