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妻が選んだ多肉植物「レウィシア」|花に惚れる魅力と育て方のコツを解説

妻が選んだ多肉植物「レウィシア」|花に惚れる魅力と育て方のコツを解説

レウィシアはどこで買える? 価格帯の目安

一般的な入手先(園芸店・ホームセンターなど)

ガーデニングステージ

レウィシアは、比較的入手しやすい多肉植物のひとつで、園芸シーズンには多くの店舗で見かけることができます。
大型の園芸店はもちろんのこと、ホームセンターや街の個人経営の園芸店でも取り扱われていることが多く、特別に珍しい多肉植物というわけではありません。
実際に筆者の妻が購入したのも、そうした身近な園芸店でした。

ガーデニングステージ

価格帯としては比較的手頃で、多くの場合は1,000円以下で購入することができ、なかには300円前後で販売されているケースも見られます。

ただし、原種系のレウィシアについては、大規模な園芸店であっても取り扱いは稀で、一般的な流通にはあまり乗っていません。
そのため入手を目指す場合は、専門ナーサリーのECショップやフリマアプリなどを活用するのが現実的な方法といえるでしょう。

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レウィシアがこれほど手に取りやすい価格で流通している理由としては、園芸品種の改良が進み、増殖や量産がしやすいこと、さらに安定した供給体制が確立されている点にあります。

加えて、日本の高温多湿な夏に弱いという性質も関係しています。
環境によっては夏越しに失敗してしまうケースも多々あるため、園芸店では「シーズン植物」や「1年草」のような扱いで販売されることも少なくありません。

しかし、いくつかのポイントを押さえて管理することで、日本の夏を乗り越え、本来の多年草として毎年花を楽しむことも十分に可能です。
🤠具体的な方法については、後の育て方の章で詳しく解説します。

筆者の妻が購入した園芸店について

ガーデニングステージ

筆者の妻がレウィシアを購入したのは、世田谷区野沢にある街の園芸店「ガーデニングステージ」です。
三軒茶屋にほど近く、世田谷観音通り沿いに位置しています。
この場所にはかつて明治薬科大学のキャンパスがあり、その跡地に同店が開業したのは約25年前。
移り変わる街並みの中で、変わらず地域に花を添え続けている、どこか温かみのある園芸店です。

店頭には鉢花が並びますが、店内に足を踏み入れると、ビカクシダをはじめとした洋ランや観葉植物なども取り扱っており、思いがけない掘り出し物に出会えるのも魅力のひとつです。

また、店内は隣接する「さくら茶屋」とつながっており、買いものがてら食欲も満たすことができます。
岩手県の食材をテーマにした定食が味わえ、中でも佐助豚の生姜焼きは絶品です😋

【ガーデニングステージ】
東京都世田谷区野沢1-35-8
☎03-5433-2287


【さくら茶屋】
URL 
住所同上 火曜定休
☎03-3410-6661

店長からのワンポイントアドバイス

ガーデニングステージ山本さん(fxd)

レウィシアの育て方|夏越しがカギ

植え替え

まずは購入時のポットから、お気に入りの鉢に植え替え。
もちろん、購入時のプラスチック鉢のままでも栽培はできますが、せっかく花が綺麗なので鉢もドレスアップします。

植え替えグッズ一式

今回、実際に筆者の妻が植え替えを行いました。

レウィシアは根の蒸れを嫌うため、環境づくりがとても重要なポイントになります。
そこで選んだ鉢は、通気性に優れた素焼き鉢。
素材そのものが呼吸するため、湿気がこもりにくく、多肉植物との相性は抜群です。
加えて、この“いかにも植木鉢”なアイコニックなフォルムもお気に入りの理由のひとつ。
今回は購入時のプラ鉢より1回り大きいサイズ(4号鉢)を使用します。

また、室内での作業なので、防水仕様のも使用します。

園芸シート

この園芸シートは、四隅をつまんでボタンで留めることで箱状になり、土が床にこぼれない優れモノ。👍🏻
植え替え後の掃除の手間を大きく減らしてくれます。
防水加工が施されているため、作業後は水で流して折りたたむだけでコンパクトに収納できるのも嬉しいポイントです。

用土は、水はけ重視が基本。市販の多肉植物用培養土で問題ありません。
今回はを使用。

KINCHO園芸 MY PLANTS 多肉植物・塊根植物用培養土

この培養土はとにかく軽く、鹿沼土・軽石・ピートモスなどがバランスよく配合されており、多肉植物に適した構成になっています。
また、多肉植物は多肥を嫌うため、元肥が含まれていない点もGood。👍🏻
さらに、「X-ENERGY」という活力成分が配合されており、根張りや花付きの向上が期待できます。

は、あらかじめ円形にカットされたタイプを用意。

円形鉢底ネット

細かい手間を省けるので、こうしたアイテムをうまく取り入れると作業がぐっと楽になります。

では実際に植え替えている風景をMOVIEでご覧ください。

花期の置き場所と光の考え方

レウィシアとまばゆい太陽

レウィシアの花をしっかり楽しむためには、「どこに置くか」と「どれだけ光を当てるか」が非常に重要です。
基本は、明るい場所で、しっかり光に当てること。
ただし、ここでポイントになるのが「直射日光との付き合い方」です。

高山性のレウィシアは、本来は冷涼で風通しのよい環境に自生しています。
そのため光は大好きですが、昨今の日本の春〜初夏の強い直射日光はやや負担になることも。

理想は「やわらかい直射光」もしくは「明るい半日陰」。
具体的には、花期となる11月〜翌春3月は、お昼頃までは日が当たる屋外に置き、昼以降はレースのカーテン越しの光が入る室内がベストです。

レースのカーテン越しに光を浴びるレウィシア

⚠この時期に光量が不足すると花数が減ったり、花色が鈍くなる傾向があります。
逆に、適切な光を確保できれば株全体が引き締まり、発色のよい美しい花を長く楽しむことができます。
夏季の管理に関しては後述します。

加えて、風通しも非常に重要な要素です。
蒸れはレウィシアにとって大敵なので、屋外であれば風が抜ける場所、室内であればサーキュレーターなどで空気を動かしてあげると安心です。

レウィシアがある部屋の風循環イメージ
室内でサーキュレーターを回すイメージ図。

「強すぎない光をしっかり当て、空気もしっかり流してあげる。」
このバランス感覚こそ、レウィシアを美しく咲かせるための最大のポイントといえるでしょう。
花期後の夏越しの管理に関しては後述します。

花期の水やり

レウィシアの水やり

レウィシアの花期における水やりは、「乾かしすぎず、与えすぎず」のバランスが重要です。
多肉植物というと、乾燥気味に管理するイメージがありますが、レウィシアはやや例外的な存在。
生育期である花期は、適度な水分を好みます。

基本は、土の表面が乾いたらしっかりと水を与える。
気温が低い季節は、朝から昼にかけて温度が上がっていく時間帯に水やりを行いましょう。

水やりは、中途半端に湿らせるのではなく、鉢内に蓄積した老廃物を排出するために、鉢底から水が勢いよく流れ出るまでたっぷり与えるのがポイントです。

レウィシアの水やり

一方で、常に土が湿っている状態はNG。
過湿は根腐れの原因になるため、「乾く→しっかり与える」のリズムをしっかり意識しましょう。
指で用土の状態をこまめに確認する習慣をつけるとよいですね。

加えて、もうひとつ意識したいのが株本体への水のかかり方です。
レウィシアの葉はロゼット構造で、本来は水が溜まりにくい造りをしていますが、栽培環境や条件によっては水分が葉の中心部に残り、蒸れや腐敗につながることがあります。
そのため、水やりはできるだけ株本体(特に葉の中心)を避け、葉を持ち上げて土に直接与えるイメージで行うと安心です。
葉の中心部に水が溜まってしまった場合は、ティッシュなどで軽く吸い取ってあげましょう。

溜まった水を吸いとる

夏越し|高温多湿な日本の梅雨と夏との向き合い方

夏の雨後のレウィシア

レウィシアを育てるうえで、最大のハードルとなるのが日本の梅雨と夏です。
高温多湿の環境によって枯れてしまうことも多く、日本では「一年草のように扱われがち」な植物でもあります。
しかし本来のレウィシアは多年草。
海外、特に米国や欧州などでは夏越しも容易で、長年かけて株を大きく育てることができます。
なかには地植えで楽しんでいる例も珍しくありません。

海外のレウィシア栽培
ここまで大きくできたらラッキー。 Photo courtesy of 

ではなぜ日本では難しいのか。
その理由は、自生地とは正反対ともいえる「高温・多湿・無風」という夏場の環境にあります。
この過酷な条件を回避できる最適な場所が、エアコンの効いた室内です。(推奨設定温度は20〜26℃)
日本でレウィシアを長く楽しむには、「梅雨に入ったら屋外を避け、室内で環境をコントロールする」ことが基本となります。

理想は、やわらかい光を確保しつつ、空気がしっかり動いている状態を室内でつくること。
ただしこの環境を安定して維持するのは難しく、日中在宅できる方でなければ再現は困難です。

そこで有効なのが、植物育成LEDライト(以下育成ライト)サーキュレーター、そしてエアコンの併用です。

レウィシアの夏越しフォーメーション図

育成ライトで安定した光を確保し、サーキュレーターで空気を常に動かし、鉢内や株周辺に熱や湿気がこもるのを防ぎ、エアコンで温度の上昇を抑える。

この3つを組み合わせることで、「涼しく・乾きやすく・風がある」環境を室内で再現することができ、夏越しの成功率がグンと上がります。

妻のお気に入り育成ライト「FLORA」

BrimのFLORA
クリップ式なのでどこにでも気軽に設置できるのは嬉しい。

育成ライトは各社からさまざまな製品が販売されていますが、筆者の妻のお気に入りはBrim社の「」。
手に取りやすい価格ながら、インテリア性と実用性を兼ね備えており、室内管理にもよくなじみます。

⚠育成ライトを24時間つけっぱなしにするのはNG。就寝時は消灯し、明暗のメリハリを与えてあげるのも大切です。

こうした工夫を重ねることで、海外のように急激な成長は望めないものの、日本でも夏を越し、長く育てていくことが可能になります。

梅雨と夏季の水やり

梅雨から夏にかけては、レウィシアにとって負担の大きい時期ですが、エアコンを使用した室内管理では水やりに対して過度に神経質になる必要はありません。
基本は夏季と同様「やや乾かし気味」。
ただこの時期は、表土がしっかり乾いてからさらに2〜3日あけて与えるくらいがちょうどよいでしょう。

⚠エアコンの設定温度を極端に低くしたり、冷えた風の直当ては厳禁です。

🤔【完全な室内栽培はできないの?】 🤔【完全な室内栽培はできないの?】
Lewisia with BrimFlora 結論からいうと、前述の夏越し時のフォーメーションを用いれば、年間を通した完全室内栽培も十分に可能です。
特に、日中は仕事で不在になる方や、日当たりの確保が難しい住環境(バルコニーがない、北向きの部屋など)では、光(育成ライト)・風(サーキュレーター)・温度(エアコン)を適切にコントロールし、室内で環境を作り込むことで、より安定した成長が期待できます。

重要なポイントは、エアコンによる極端な高温や低温を避け、温風や冷風を直に当てないこと。

また、育成ライトは万能ではなく、当然ながら太陽光に比べると光のエネルギーには限界があるため、株の成長速度や花付きは、屋外に出すケースに比べ差が出ることはあります。
しかし、「環境が安定する」というメリットは大きく、管理のしやすさという意味では大きな強みになります。

屋外管理だけが正解ではありません。
自分のライフスタイルに合わせて無理のない方法を選ぶことも、長く楽しむための大事なポイントです。

花後の管理と株のリセット

レウィシアは花を咲かせたあと、株の状態をしっかり整えてあげることで、“次の開花の波”につながります。
まず行いたいのが、花がら摘み。
咲き終わった花が付いた花茎はそのままにせず、早めにカットすることで株の消耗を防ぐことができます。

先終わった花茎は潔くカット

開花によって体力を使った株は、このタイミングで一度“リセット”する、といったイメージでしょうか。
実際に筆者の妻が育てている株でも、一度勢いよく開花したあと、多少花が残っていても思い切って花茎をすべてカットしたところ、次の“波”では前回よりも明らかに花数が増えました。

NEXT WAVE
このように、次から次へとたくさんの花芽をつけた花茎が上がってくるのは実に楽しい。

また、葉が混み合ってきた場合は、風通しを意識して古い葉を軽く整理(カット)するのも効果的です。
蒸れを防ぐことで、夏越しの成功率もぐっと高まります。

花を楽しんだあとは、次への準備期間。
このひと手間が翌年の美しい開花につながっていきます。

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