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「肩書き」がなくなったとき、自分にはなにが残るのか?…給与減は“序の口”。「役職定年」で50代が直面する〈悲しい現実〉【公認会計士が解説】

「肩書き」がなくなったとき、自分にはなにが残るのか?…給与減は“序の口”。「役職定年」で50代が直面する〈悲しい現実〉【公認会計士が解説】

「肩書き」がなくなったとき、自分にはなにが残るのか?

とはいえ、「50代以降どう働くか」という視点は、制度の有無にかかわらず誰にとっても避けられません。「肩書きがなくなったとき、自分にはなにが残るのか」という問いに向き合うことが重要です。具体的には、下記の4点をおさえるといいでしょう。

・スキルの棚卸し

会社の看板なしでも通用する「ポータブルスキル」を整理します。

・専門性の再構築

財務、営業、技術など、自分の強みを具体的に言語化し直します。

・デジタルスキルの強化

AIやデータ分析を取り入れ、これまでの経験「再現可能な価値」に変換します。

・セカンドキャリアの具体化

これまでの経験で得た調整力やコーチング力は、肩書きに依存せずその後のキャリアを飛躍させる重要なスキルです。副業を通じて市場価値を測り、将来の選択肢を広げるのもひとつの手でしょう。

なにより大切なのは、「学び続ける力(ラーニング・アジリティ)」です。過去の成功体験に固執せず、変化に適応できるかどうか、その後のキャリアを大きく左右します。

役職定年は、キャリアの“主導権”を取り戻す好機

役職定年は、「会社に依存するキャリア」から脱却するチャンスです。給与、役割、価値観すべてが見直されるこの時期をただ受け身で迎えるのか、それとも主体的に活かすのかで、その後の人生は大きく変わります。

あなたの価値は「肩書き」によって決まるのでしょうか。それとも、あなた自身が積み重ねてきた専門性と経験によって決まるのでしょうか。

一度立ち止まって自分に問いかける、いいタイミングといえるかもしれません。

岸田 康雄

公認会計士/税理士/行政書士/宅地建物取引士/中小企業診断士/1級ファイナンシャル・プランニング技能士/国際公認投資アナリスト(日本証券アナリスト協会認定)

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