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年度末「俺の評価、そんなに低いの?」と衝撃。本人が知らないうちに評価が決まる“日本の職場”…世界最大級のコンサルとの決定的な差、マッキンゼー社員が会議終わりに必ず上司へ伝える「ひと言」

年度末「俺の評価、そんなに低いの?」と衝撃。本人が知らないうちに評価が決まる“日本の職場”…世界最大級のコンサルとの決定的な差、マッキンゼー社員が会議終わりに必ず上司へ伝える「ひと言」

評価を「待つ」ことは、成長の機会を捨てているのと同じです。多くの日本人は年度末の査定でようやく自分の立ち位置を知ります。一方で、世界トップレベルの人材は「その場」で修正を繰り返していて……。本記事では、元マッキンゼー・パリ社員で現OECD職員の星歩氏が、著書『世界基準の仕事術』(大和出版)より、仕事上のフィードバックでやりがちな誤りについて解説します。

フィードバックは「する」のも「される」のも怖い

フィードバックが重要だと思っていても、本人になかなかフィードバックできないのが、日本の職場の現場だと思います。相手の成長のためだとわかっていても、それをその場で正面から伝えることを避ける人が多いのではないでしょうか。

嫌われたくない。関係が悪くなったらどうしよう。空気が重くなったら困る。こうした感情が先に立ち、「言ったほうがいいとは思うけれど、今回はやめておこう」という選択を、私たちは日常的にしています。

ここでは、日本の職場で特に多く見られる3つのポイントを紹介します。

フィードバック「する側」に多い「3つ」の特徴

1.「後で言おう」が、なかったことになる

多くの人はやはり一瞬ためらいます。「今は忙しそうだから」「今日は調子が悪そうだから」「もう少し様子を見てから」そうやって見送ったフィードバックは、ほぼ例外なく消えていきます。

一方、マッキンゼーで学んだことは、「気づいたら、なるべくその日のうちに短く伝える」こと。1時間の正式なフィードバック面談を設定することももちろん重要ですが、日常の中でもフィードバックすることを忘れません。

オフィスの廊下で、ランチで、オンライン会議の終了後に5分だけ。日本の職場では、「きちんと時間を取って、きちんと話さなければならない」と考えがちですが、それはかえってハードルを上げ、結果的に何も伝えられなくなります。

2.「人格」と「行動」を無意識に混同してしまう

フィードバックで多い失敗は、本人は「行動」について言っているつもりなのに、相手は「人格」を否定されたと受け取ってしまうケースです。たとえば、「詰めが甘いよね」「段取りが悪いよね」これらは、事実の指摘に見えて、実は「人そのもの」への評価になっています。

一方、マッキンゼーで学んだフィードバックの仕方は、「昨日17時のクライアントミーティングでのプレゼンテーションについてですが、結論自体は明確に伝わっていました。一方で、その結論に至った理由や、どのように改善すべきかといった具体的な解決策をもう少し補足できると、さらに説得力のあるプレゼンになったと思います」というように、時間・場所・対象を明確にし、あくまで「行動」だけに焦点を当てて伝えます。

このレベルまで具体化することで、相手も、「自分は否定されていない。改善すべき点を示されているだけだ」と受け止められるようになります。日本の職場で、つまずく人が多いのは、配慮のつもりの曖昧さが、結果的に相手を傷つけてしまうという点です。

3.本人に直接言わず、空中戦になる

日本の組織で多いのが、このパターンです。本人には言わない。代わりに、上司に言う。同僚に言う。飲み会で言う。気づけば、本人だけが「何が問題なのか」を知らない状態ができあがります。

マッキンゼーでは、この「本人不在の評価」を極端に嫌います。ルールはとてもシンプルで、「本人に言えないことは、誰にも言わない」です。どうしても直接言いにくい場合は、マネージャーが必ず「フィードバックの場」をつくります。決して裏で評価だけが進むことはありません。

ここで重要なのは、「仕組み」です。1対1面談のように、「フィードバックを言っていい場」「言われてもおかしくない場」を最初から制度として設けてしまう。そうすることで、「言う人が悪者になる構図」を防いでいます。

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