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「お母さんはお金が一番大事だったんでしょう」元夫から“家と2,000万円”を財産分与された65歳・専業主婦…誰もいない広い家、娘からのLINEで気づいた〈重すぎるツケ〉【FPが解説】

「お母さんはお金が一番大事だったんでしょう」元夫から“家と2,000万円”を財産分与された65歳・専業主婦…誰もいない広い家、娘からのLINEで気づいた〈重すぎるツケ〉【FPが解説】

離婚を急ぐあまり、その先の「収支」まで見通せない熟年離婚

熟年離婚では、別れたあとの暮らしより、まず“別れること”が優先されやすいものです。特に長年暮らしに苦痛を感じていれば、一刻も早く離れたいという思いが強く、その先の生活設計まで十分に考えきれない人は少なくありません。Aさんの場合も、財産分与も年金分割も行っていましたが、「この先どう生計を維持していくのか」までは十分に整理しきれていなかったのでしょう。

離婚の条件は「いくら受け取るか」だけでなく、「受け取ったあとの生活に納得できるか」まで見通して初めて、本当の意味で“納得のいく離婚”といえるのかもしれません。

隠されていた娘の真意

Aさんにとってもう一つの想定外だったのが、一人娘との関係性です。娘もまた、父の暴言や威圧のなかで育ってきました。父は怖い存在であり、家は安心できる場所ではなかったはずです。

しかし、娘にとってつらかったのは、父の存在だけではなかったのかもしれません。Aさんは、普段のストレスから夫への愚痴を娘にこぼすことも少なくありませんでした。母にとって娘は支えだったのでしょう。けれど娘にとっては、自分の気持ちに蓋をして母を支えなければならない状況が、大きな負担だったようです。

「お母さんはお金が一番大事だったんでしょう」という言葉の奥には、「お金のことより、私の気持ちに気づいてほしかった」という、長年声にできなかった思いがあったのかもしれません。

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