ドジャースの大谷翔平は、レンジャーズ相手に2試合連続となる先頭打者本塁打を放つなど上り調子。開幕直後はやや低迷気味だった打撃も、完全に復調したとみていいだろう。投手としてもいまだ自責点ゼロを継続中で、4年連続5度目のMVPへまっしぐらだ。
◆好スタートから一転…村上宗隆&岡本和真が急失速

村上は開幕から3試合連続本塁打を含む5試合連続安打を記録するなど、自慢のパワーを見せつけていた。対する岡本は村上を超える6試合連続安打と、最高のスタートを切ったかに見えた。
ところが2人の好調はそう長く続かなかった。村上は直近8試合で、23打数1安打(打率.043)。その間、8個の四球を選んではいるものの、本塁打と打点がない不調に陥っている。
岡本も目下14打席連続で無安打が続いており、その間の出塁も四球による1度のみ。ともに長打は影を潜め、打率は村上が1割台半ばに下降、岡本も2割を切りそうな勢いだ。
◆2人に共通する「空振り率の高さ」
NPB時代はセ・リーグのライバル球団で切磋琢磨し、毎年のように本塁打王を争った2人だったが、ルーキーイヤーに早くも試練に直面している。そんな2人に共通しているのが、空振りと三振の多さである。日本時間13日時点で、村上のスイングに対する空振りの割合を示す「Whiff%」は39.8%で、これはメジャー下位4%に位置する。一方の岡本は若干マシだが、それでも36.8%で同8%と低迷。ともにボールをバットの芯で捉えた時は飛距離も出ているが、そもそもバットに当たらないという致命的な状況だ。
岡本に関してはここ数試合で若干意識を変えたのか、ややスイングをコンパクトにした印象もある。ただ、凡打の山を築いていることに変わりはない。

