その思考停止が、あなたの未来を奪う。
突然「用済み」と宣告され、絶望の淵に突き落とされる姿は、決して他人事ではない。30代・40代のあなたは、いつ「高コスト社員」というレッテルを貼られるか分からない時代です。
会社はもはやあなたを守ってくれない。この冷酷な現実に、あなたはいつまで目を瞑る?
後悔する前に、今すぐ「生き残る術」を身につけなければ、痛い目に遭うと日系大手企業から外資系IT企業の部長職まで登り詰めた経歴を持つキャリアアドバイザー・安斎響市氏は説く。
※本記事は、『定年までこのまま働き続けるのはちょっと…と思ったら読む 40代からの転職と副業』(育鵬社発行・扶桑社刊)より一部抜粋・再構成してお届けします。
◆「黒字リストラ」が無限増殖していく時代

「年齢がネックで転職できない」
と本当に焦るのは、40代の今ではありません。50歳を超えて、リストラ対象になって仕事を失ったときです。
そのときには、もう「年齢が年齢だから……」なんて言っている余裕はありません。なんとしてでも仕事を探さなければ、無職まっしぐらです。
近年は、東芝、パナソニック、資生堂、オムロン、リコーなど、大手メーカーを中心に多くの企業が早期退職プログラムを発表しています。
◆経営好調でも油断禁物!リストラはもはや「会社の日常業務」である現実
2024年以降は特に、黒字企業による「将来を見据えた構造改革」が目立ちます。経営が苦しくて赤字脱却のために大規模リストラに踏み切る会社も多くある一方で、大幅な黒字を達成している企業や、一見業績好調に見えるような企業まで、「長期的な経営を見越して今のうちに……」と人員削減を図っています。
もうすでに、リストラは企業にとって、「会社が倒産する前の最後の手段」ではなく、「日常的に検討する選択肢のうちの一つ」なのでしょう。
一部の企業では、経営基盤が盤石で、多額の内部留保も抱え込んでいるにもかかわらず、そのお金を現役社員に投資することなく、「新規事業に投資するために社員のクビを切る」という決断をしています。

