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【いちき串木野市】数学教師から柑橘農家へ――家族との時間を選んで、ふるさとへUターン【木之下拓駿さん 前編】

【いちき串木野市】数学教師から柑橘農家へ――家族との時間を選んで、ふるさとへUターン【木之下拓駿さん 前編】

サワーポメロの香りに包まれて

取材に伺った2月下旬、木之下さんの果樹園の倉庫は、いちき串木野市の特産品・サワーポメロの爽やかな香りに満ちていました。サイズごとに選別された果実がコンテナに収められ、整然と積み上げられた光景は圧巻。その香りは倉庫の外までふわりと広がっていました。

「収穫したのは2月上旬です。1ヶ月ほど倉庫で保管してから出荷します」収穫後すぐに出荷するのではなく、一定期間寝かせることで酸味がやわらぎ、甘みが増すのだそうです。「今年は晴れの日が多くて、収穫量は昨年よりも多かったです。……と言っても、戻ってきてまだ2年目なんですけどね」

そう照れくさそうに笑う木之下さん。現在は実家の果樹園で、みかんを中心に柑橘栽培に携わっています。

数学教師としての9年間

高校卒業後は福岡の大学へ進学し、その後9年間、福岡県内の中学校の数学教員として勤務しました。「純粋に数学が好きだったんです。中学生のときの授業が面白くて、自分も教える側に回れたらと思いました」教員という仕事の魅力は、何より“感動を共有できること”だったと振り返ります。「卒業式や合唱コンクールでは、生徒と一緒に涙を流すこともありました。あの瞬間は、教員ならではでしたね」経験したことのない競技の顧問を任された際は、生徒と一緒に練習しながら自分自身も成長できる喜びがありました。やりがいが大きい一方で、教員としての毎日は多忙を極めました。 朝練があるため、まだ暗い時間に出勤。放課後も暗くなるまで部活動の指導。土日も試合や練習があり、気づけば“50連勤”ということもあったといいます。

配信元: Nativ.media

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