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「コンクリートから人へ」が招いた道路陥没の連鎖。全国で年間1万件超…“八潮市の悲劇”が繰り返される危険性

「コンクリートから人へ」が招いた道路陥没の連鎖。全国で年間1万件超…“八潮市の悲劇”が繰り返される危険性

◆ひび割れた道路や古い橋は注意

マモル
 では、どのような道路が危険なのだろうか?

「クラックと呼ばれるひび割れが発生している場所には近づかないほうが無難です。クラックから水が入り込むと、土がぐちゃぐちゃになって陥没が起こる危険があります」

 また、古い橋にも注意が必要とのこと。

「古い橋といっても、修繕工事や耐震補強をやっていれば事故が起こりにくいのですが、全国的には工事が進んでない橋も残っています。特に地方では、自治体ですら橋の状況を正確に把握できていない可能性もあるので、放置されているような橋を渡るのは避けるべきです」

◆老朽化するインフラの管理や修繕は急務だが…

 国土交通省は、高度成長期以降に整備された道路橋やトンネル、河川、下水道、港湾等について、2040年までに建設後50年以上経過する施設の割合が加速度的に高くなると公表している。老朽化するインフラの管理や修繕は急務だが、住民に心無い言葉を浴びせられることもあるという。

「『公共事業=税金泥棒』だと信じている方は少なくありません。工事を行っていると、『なんでやるんだ』『いつまでやっているんだ』と詰め寄ってくる方もいます。また、騒音にはできるだけ注意を払っていますが、『うるさい』と注意されることもありますね。

 ですが、公共事業はどれも必要に応じて行われていますし、特に修繕工事を行わないと事故が起きてしまうかもしれません。事故を未然に防ぐためにも必要なことなので、多くの方に現場で起こっている問題や課題を知ってもらえるとうれしいです」

【黒田知道】
配信元: 日刊SPA!

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