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第六十話 穀雨の花あしらい「スカビオサ」

第六十話 穀雨の花あしらい「スカビオサ」

組み合わせの妙を楽しむ

色の異なるスカビオサに「カランコエ」を一輪添えた花あしらいです。
スカビオサだけでも十分に魅力的ですが、色や形のつながりを意識して異なる植物を加えることで、相乗効果が生まれます。
この写真のように、それぞれの形がはっきりと分かる生け方の場合は、形を整えすぎず、あえてバランスを崩すように生けると魅力が引き立ちます。

スカビオサは野趣のある花材とも好相性です。
「ルピナス」や「エンドウ豆の花」など、素朴な雰囲気の草花と組み合わせて、初夏の気配を楽しみましょう。
軽やかな色のトーンで揃えると、これからの季節によく似合う花あしらいになります。

スカビオサは花色によって、雰囲気ががらりと変わります。
ここでは淡い紫の花とワインレッドの花に、「アストランティア」「ワスレナグサ」「グリーンベル」などを添え、ナチュラルでロマンティックな小さなブーケ風にしてあしらいました。

こちらは、淡い紫のスカビオサに、ニュアンスカラーの「バラ」や「アスチルベ」を合わせ、砂糖菓子のような雰囲気に仕上げています。
ほんの少し加えた「ユーカリ」の、すりガラスのようなグリーンがアクセントです。

特別な花あしらい

ここからは、新井光史ならではの、スカビオサを使った特別な花あしらいをご紹介します。

今回使用した花々を組み合わせた、ナチュラルでありながら華やかなアレンジメントです。
紫の濃淡のスカビオサを引き立てるのは、同系色の「デルフィニウム」「リューココリーネ」「フロックス」などの花々や、麦、ユーカリ、エンドウ豆の蔓といった草もの。
まるでイングリッシュガーデンに咲いているかのような、伸びやかな表情に仕上げています。

こちらは、淡い紫のスカビオサをワインレッドのスカビオサに替えたものです。
一部の花を置き換えただけで、雰囲気が一変しました。
先ほどのアレンジメントが朝のイメージであるとすれば、こちらは夕暮れを思わせるデザインです。

配信元: 花毎

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