アメリカの首都ワシントンD.C.中心部で開かれた日本文化の祭典を歩いていると、アメリカ人たちの口からは意外な“日本像”が次々と語られた。



◆「日本人はシャイじゃない」訪日経験者が語る意外な印象
会場の中央でひときわ目を引いていたのが、鮮やかな青い着物風の衣装をまとった女性だった。花柄の布と黒いブーツを組み合わせたその姿は、伝統とパンクが融合したような独特の存在感を放っている。背後には連邦議事堂が見えるという、いかにも首都らしい風景の中で、彼女の姿は強い印象を残していた。
ケイティさん(ニューヨーク出身)は、日本のロックバンド・X JAPANのYOSHIKIさんが手がける着物ブランド「YOSHIKIMONO」に影響を受け、自ら着物風の衣装をデザインし制作したという。

特に印象的だったのは、日本人の対応だった。
「みんな本当に親切で、驚くほどフレンドリーでした」
日本人に対しては「シャイであまり話しかけてこない」というイメージを持っていたというが、実際には多くの人が気さくに声をかけてくれたという。
「むしろすごくオープンで、文化について積極的に説明してくれたのが印象的でした」
彼女の“シャイな日本人”というイメージは、訪日体験によって大きく覆されたようだった。
◆日本好きの入口はアニメだった
会場を歩いていると、思わず足を止めてしまうようなピンク色の女性が目に入った。レースやリボンをあしらった装いに、桜色のキャップを合わせたスタイルは、まるで日本の“カワイイ文化”を体現しているかのようだった。
「子どもの頃に見た『美少女戦士セーラームーン』です。今でも大好きです」
日本人と直接関わる機会は多くないものの、「知っている日本人はみんな優しい」といい、日本に対するイメージは非常に良いという。
笑顔で「日本の文化が大好きなんです」と語る姿が印象的だった。
着物をアレンジした衣装を自作するほど深く日本文化に傾倒する人もいれば、アニメをきっかけに興味を持つ人もいる。日本への入り口は違っても、その魅力に引き込まれている点は共通しているようだ。

