◆そもそも「馳走」という言葉の意味とは?
まず、河原氏の論を要約すると、飲食店を出るときに“「ごちそうさま」と言うのはおかしい”、“「ごちそうさま」と言う必要はない”との主張ですが、これはシンプルに河原氏が「ごちそうさま」の「馳走」という言葉の意味を間違えてしまっています。辞書によると「馳走」は【食事を出すなどして客をもてなすこと】という意味。
つまり、飲食店の料理を食べたのならお金を払ったとしても、“お店にごちそうになった”というのが正しい日本語の解釈です。
とは言え、飲食店を出る際に「ごちそうさま」を言わなくてはいけないなんてルールはないし、言わなかったらマナー違反ということもありませんので、河原氏や竜介さんのように不要派でもかまいません。
言うか・言わないかは個人の自由で、人それぞれの価値観によって異なる話です。
◆恋愛論的見地では絶対に言ったほうがお得
さて、ここからが本題。基本的には言っても言わなくてもどちらでもいいのですが、【恋愛論的見地では絶対に「ごちそうさま」を言ったほうがお得】なのです。
“非モテあるある”のひとつに、「『第三者への態度も女性は見ている』ということに気付いてない」というものがあります。
例えば、意中の女性の前ではやさしい振る舞いをしたり誠実な言動をしたりしているのに、眼中にない他の女性には冷たいとか、部下や後輩といった目下の人に対して傲慢だとか、そういうタイプの男性は女性からの好感度が低くなるのでたいていモテません。
多くの女性は、その男が自分以外の人たちにどういう接し方をしているかもチェックしているわけで、当然ながら飲食店の店員さんへの接し方も見られています。
要するに、退店時に「ごちそうさま」を言わないと、デート相手の女性から横柄な人間だと幻滅されるリスクが発生するということです。

