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大自然と物語が交差する、フィンランド・ロヴァニエミの旅。

大自然と物語が交差する、フィンランド・ロヴァニエミの旅。

北極圏に位置するラップランド。大自然に抱かれたこの地には、訪れる人を静かに物語の中へと誘う、不思議な力がある。静寂に包まれた森、夜空を染めるオーロラ、サンタクロースに会える村、トナカイや先住民族サーミの暮らし、そしてモダニズム建築まで。これまでにない体験を求めて、フィンランド・ラップランド地方のロヴァニエミを訪れた。

北極圏の玄関口、ロヴァニエミへ。

 フィンランド北部、ラップランド地方の中心都市ロヴァニエミは、「北極圏の玄関口」として知られる。冬にはオーロラ、夏には沈まない太陽「白夜」を体験でき、季節ごとにまったく異なる表情を見せる。
 なかでも冬は、一面の銀世界が広がる特別な季節だ。森の木々は霜と雪に覆われ、世界は静謐な白に包まれる。壮大でありながら、どこかやさしく包み込まれるような静けさ。この地の自然には、そんな不思議な包容力がある。森を歩き、凍った川を眺めているだけで、時間の流れがゆるやかにほどけていくのを感じるだろう。
 この地を訪れる楽しみのひとつが、夜空を彩るオーロラだ。ロヴァニエミは世界有数の観測地として知られ、8月下旬から4月上旬にかけて、条件が整えばその神秘的な光景に出合える。年間およそ150夜観測できるともいわれ、淡い緑の光が波のように揺れ動き、時に紫やピンクを帯びながら、空にゆっくりと表情を描いていく。その姿はまるで夜空そのものが呼吸しているかのようだ。

北極園の境界線上に位置する、ロヴァニエミ。静寂の森では風の音と雪を踏む足音だけが響く。
観測条件が揃えばオーロラを堪能できる。流れるように形を変えるオーロラは、まるで空そのものが生きているかのように見える。
2025年12月に誕生した宿泊施設『スキーヤリトリート』。北方の森に抱かれるように佇むログスイート。
自然のぬくもりに包まれたログスイートのベッドルーム。寝室の他、リビングルーム、簡易キッチン、暖房などが備わる。
レストランやバーも併設されているので館内でゆったり過ごせる。写真は「パンプキンシードとリークオイルのバターナッツソース」。
ログスイートには各部屋にプライベートサウナが併設。湖に面した共有のサウナとホットタブもある。

一年中会える、サンタクロースの故郷。

 ロヴァニエミを語るうえで欠かせないのが、サンタクロース村の存在だ。北極圏のライン上に位置するこの場所では、一年を通してサンタクロースに会うことができる。
 サンタのオフィスに併設された郵便局では、世界中から届く手紙を“エルフ(妖精)”たちが仕分けしている。室内には無数の手紙と贈り物が並び、まるで絵本の世界に迷い込んだかのような光景が広がる。子どもはもちろん、大人の心にも静かに灯りをともす、童話のような体験だ。

“アークティックサークル”とは「北極圏」を示す場所。このラインが北極圏を指す。
サンタクロースのポストオフィス。ここから世界各地に手紙を送ることができる。
サンタクロースの仕事をお手伝いするのは、“エルフ”と呼ばれる妖精たち。
プレゼントで溢れるサンタのオフィス。その先ではサンタクロースと対面できる。
クリスマスの最盛期には、サンタクロースのもとに1日最大で約30,000通の手紙が届くことも。
配信元: & Premium.jp

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