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咳が止まらないときの対処法。危険なぜんそくのサインとは

咳が止まらないときの対処法。危険なぜんそくのサインとは

春の咳を長引かせない4つの対策

プラナ / PIXTA

病気の心配はなく、咳が出やすくて気になるときは、身近な対策を試してみましょう。石原さんに、春の咳対策を教えてもらいました。

1. のどを潤す工夫を
「こまめな水分補給」「のど飴を舐める」などで唾液の分泌量が増えると、喉の潤いが保たれ、異物を排除しやすくなります。また、異物や乾燥が引き起こす刺激も減るため、咳が和らぎます。

余分な糖分摂取を抑えるために、飲み物やのど飴は無糖のものがおすすめ。

うがいも喉の粘膜を潤し、喉に付着した細菌やウイルスを洗い流すことができるので、乾燥が気になる季節は意識して回数を増やしましょう。

2. 花粉などの刺激物を避ける
春は花粉や黄砂など、喉の刺激になる物質が多い季節です。

外出時はマスクを着ける、帰宅時に玄関の扉を開ける前に服を手で払う、うがいを習慣づけるなどして、咳の原因になるアレルゲンを遠ざけましょう。

3. 冷たい飲み物は控える
冷たい飲み物が喉の筋肉を冷やして緊張させると、気道が狭まり、咳が誘発されやすくなります。咳が気になるときは、白湯、ハーブティ、紅茶、緑茶など、人肌程度の温かさで飲めるものを選ぶようにしましょう。

4. 室内の湿度を保つ
春はまだまだ空気の乾燥が続く季節。寝室やリビングなど長時間いる場所では、加湿器を使うなどして40~60%の湿度を保つよう心掛けましょう。加湿器がない場合は、濡らしたタオルなどを室内に干しておくのもおすすめです。

ただし、湿度が60%を超えるとダニやカビが繁殖しやすくなるので気をつけて。加湿器にカビが繁殖すると逆に喉を傷める原因になりますから、週に1回程度は加湿器を洗浄しましょう。

咳止め薬に匹敵する、はちみつの咳止め効果にも注目

pandaful workshop / PIXTA

咳の対策では、昔から喉にいいと言われてきた、はちみつの科学的な効果にも注目が集まっています。

山田養蜂場などの共同研究グループが、はちみつの咳止め成分を特定。それが、メルピロールとフラジンという成分で、メルピロールは初めて見つかった化合物です。そして、この2つの成分には、一般的な咳止め薬に匹敵する咳を抑える作用があることがわかりました。

また、はちみつの作用では、マヌカハニーの抗菌作用も見逃せません。マヌカハニーには、他のはちみつにはほとんど含まれていない強力な抗菌活性作用を持つ成分・メチルグリオキサールが含まれていて、咳の原因となる細菌やウイルスの増殖を抑える働きが期待できます。

「はちみつは、咳で刺激された喉や気管支の粘膜をやさしく覆って保護し、炎症を和らげる働きもあります」(石原さん)

日常的な喉のケアにはもちろん、薬を飲むと眠くなるなど、あまり薬に頼りたくない場面でも、はちみつなら安心して取り入れられそう。はちみつ入りののど飴を持ち歩いたり、ハーブティや紅茶に加えたりと、手軽に取り入れられるのもはちみつの魅力の一つです。

乾燥や刺激を避け、喉を守るはちみつなどを上手に活用する――。そうした小さな心掛けが、春の咳を遠ざけることにつながります。

コロナ禍以降は、人前で咳ばらいをするのも気を使うもの。咳が長引かない対策で、春の外出を楽しんでいきましょう!

※咳止め成分メルピロールは、すべてのはちみつに含まれているわけではなく、採取時期や場所によって異なります。

■取材協力:山田養蜂場健康科学研究所
 

監修者プロフィール:石原新菜(いしはら・にいな)さん

イシハラクリニック副院長。秋田栄養短期大学客員教授。ヒポクラティック・サナトリウム副施設長、健康ソムリエ理事、フェムテック・ジャパン理事。主に漢方医学、自然療法、食事療法により、種々の病気の治療にあたっている。クリニックでの診察の他、講演、テレビ、ラジオ、執筆活動と幅広く活躍中。著書に『病気にならない蒸し生姜健康法』『やせる 不調が消える 読む冷えとり』等70冊を数える。

配信元: HALMEK up

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