◆人気商売における座学に価値はあるのか
そもそも、人気商売は弱肉強食の世界である。元の性格と見た目、経験値が強く関係し、肌に合えば継続可能で、そうでなければ夢に破れて街を去る。夜職など、そのくらいシンプルな構造で成り立つため、歓楽街での成功者たちが水商売を就職先の第一候補のように仕向ける姿勢には、少し納得がいかない。それにセクシー女優や芸能人などもそうだが、人前に出る仕事は現場に出て褒められ、叩かれ、悔しい思いをして学びを繰り返し、ようやく成長へと繋がる。
もちろん演技レッスンなどは必要だが、それ以外は全て“リアル”が一番の学びである。特にキャバ嬢のような“正解がない仕事”となると、基礎だけ押さえれば、あとは全て自分次第。いくら座学やアドバイスを受けても、他人からの教えは補助的要素でしかない。果たして、そこに80万円~の価値は本当にあるのだろうか。
◆世間に見過ごされがちな「夜職のリスク」

世間からの偏見、不安定な将来性、常識や金銭感覚のズレ……。現実をイヤというほど知っていれば、決して他人に勧められる商売とは言えない。

