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村上春樹は1日の執筆時間を決め、時間が来ると打ち切った…大きな仕事を成し遂げるための「キリの悪いところで止める」テクニック

村上春樹は1日の執筆時間を決め、時間が来ると打ち切った…大きな仕事を成し遂げるための「キリの悪いところで止める」テクニック

◆あえて未完にすることで作業がはかどる

ロシア社会主義共和国保健省精神医学研究所のブリューマ・ツァイガルニクによって提唱された、「未完の出来事のほうが記憶に残りやすい」という「ツァイガルニク効果」と呼ばれる現象があります。

ツァイガルニクが行った実験では、被験者たちにパズルや計算問題、箱の組み立てや泥人形の作製といった複数の作業を、次の2つのグループに分けて行わせました。

(1)それぞれの作業を最後まで完了してから次の作業へと移行することを繰り返したグループ
(2)それぞれの作業を途中で中断してから次の作業へ移行することを繰り返したグループ

そして、すべての作業が終わったタイミングで、被験者たちに「いまやった作業にはどのようなものがあったか」と質問しました。すると、グループ(2)のほうが(1)よりも2倍ほど行った作業について記憶していたのです。

ツァイガルニク効果
勉強も仕事も、時間を決めて作業をするとアイデアが広がっていく(イラスト:若田紗希)
作家の村上春樹さんは、1日5時間なら5時間という執筆の時間を決めており、その時間が来たらどんなに書きたいことがあっても打ち切って、次の日に回すそうです。そうすることで、次の日またアイデアが広がっていくのだと話されています。

あえてキリの悪いところで止めることで、気になっていろいろ考えることにつながり、アイデアが広がっていくというわけです。「ツァイガルニク効果」の面白い応用方法ではないでしょうか。

【堀田秀吾】
配信元: 日刊SPA!

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