老後の年金生活で限られたお金は、できれば少しでも増やしたい。でも、そのために「がんばる」のはちょっと……そんな方におすすめしたい、今からできる“3つの新常識”。最後は、残間里江子さんに「働いてお金を増やす」ことについて伺いました。
教えてくれた人:残間里江子(ざんま・りえこ)さん

1950(昭和25)年、宮城県生まれ。アナウンサー・編集者を経て、プロデューサーに。出版・映像・文化イベントなどを幅広く手掛ける。
年金世代の方が持つ力は、今の社会で求められている

お金を増やすには、「働く」ことも一つの選択肢です。
「60代70代の方が持つ力は、今の社会で求められているし、積極的に発揮してほしいと思っています」と話すのは、プロデューサーの残間里江子さん。長年シニア世代の社会参加を促す活動を続け、2025年2月には、シニア向け人材サービス「フレンズ」を立ち上げました。
「登録者には、資格がないことや仕事経験にブランクがあることを気にする方が多いです。でも年齢を重ねて得た経験値って、馬鹿にならないんですよ。60代、70代にもなれば誰だって、親のことや家族のこと、自分以外のさまざまな物事に思いを巡らせて、人の弱さも痛みも知りながらここまで来たはずです。
だからこそ、相手が求めているものを慮って、寄り添える懐の深さがある。その想像力、『気働き』の力は、接客業や介護職に限らず、あらゆる職種で生かせるし、今の効率重視でギスギスした社会の潤滑油になると思うんです」

