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「お茶のみ友達」のような関係性でした…もう何年も“凪”状態の結婚39年・65歳共働き夫婦。お互いなんの不満もなかったが、「退職金計5,200万円」をもらった直後に熟年離婚したワケ

「お茶のみ友達」のような関係性でした…もう何年も“凪”状態の結婚39年・65歳共働き夫婦。お互いなんの不満もなかったが、「退職金計5,200万円」をもらった直後に熟年離婚したワケ

多様化する老後の生き方

39年間、協力して一つの家庭を運営してきたことへの感謝はありましたが、それを「死が2人を分かつまで」続ける義務感は、2人のあいだにはもう残っていませんでした。

現在、2人は別々の街で暮らし、それぞれの時間を過ごしています。マンションを売却した資金と退職金を手に、タカミチさんは静かな郊外へ。チヅルさんは利便性の高い都心の小規模なマンションへ。離婚後、時折連絡を取り合ってランチをすることもあります。

かつての夫婦関係よりも、いまのほうが「相手の健康を純粋に願える」と2人は口を揃えます。不満がないからこそ、別れる。5,200万円という潤沢な資金は、彼らにとって老後の安心ではなく、「1人の人間に戻るためのコスト」として、最も有効に活用されたのかもしれません。

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