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「プレッシャーで気が狂いそう」脳溢血寸前になった30代漫画原作者が語る、週刊連載で「心身が削られる」過酷な現実

「プレッシャーで気が狂いそう」脳溢血寸前になった30代漫画原作者が語る、週刊連載で「心身が削られる」過酷な現実

◆医師の見解は?

不摂生を続けた先にどんな結末が待ち受けているのか。漫画家の診療経験も持つ糖尿病専門医の飯島康弘氏は、こう警鐘を鳴らす。

「漫画家の生活で医学的に最も怖いのは、『同時に』積み重なる複数のリスクです。長時間座り続けることで筋肉や心肺機能がじわじわと衰える。医学では『廃用』と呼び、数か月、数年かけて静かに進行します。そこに栄養バランスの崩壊が重なると、肥満・糖尿病・脂質異常症・高血圧を呼び込み、動脈硬化が加速。突然死のリスクは確実に積み上がっていきます。また、締め切りストレスによる不眠も深刻です。不眠は血圧上昇、食欲の暴走、判断力の低下、うつ傾向と連鎖し、身体と心の不調が同時に悪化していく結節点になります。せめて年に一度の健康診断と、眠れない日が2週間続いたら受診する。この2つだけでも、心に留めておいてほしいと心から願っています」

デジタル化による効率化が進む一方で、孤独な作業環境が生む精神的な重圧は、今もなおクリエイターの心身を静かに蝕み続けている。

<取材・文/伊藤綾>

医療法人社団藤和東光会 藤保クリニックの院長・飯島康弘氏
医療法人社団藤和東光会 藤保クリニックの院長・飯島康弘氏
【飯島康弘】
東京医科大学卒。東京医科大学 糖尿病代謝内分泌内科 客員研究員。日本糖尿病学会 糖尿病専門医、日本内分泌学会 内分泌代謝科専門医・指導医、日本内科学会 認定内科医。2021年に東京都新宿区の藤保クリニック院長に就任し、糖尿病外来、訪問診療、有床診療所の運営を行い、生活習慣病から人生に寄り添う診療を大切に日々医療に励んでいる。

【伊藤綾】
1988年生まれ道東出身、大学でミニコミ誌や商業誌のライターに。SPA! やサイゾー、キャリコネニュース、マイナビニュース、東洋経済オンラインなどでも執筆中。いろんな識者のお話をうかがったり、イベントにお邪魔したりするのが好き。毎月1日どこかで誰かと何かしら映画を観て飲む集会を開催。X(旧Twitter):@tsuitachiii
配信元: 日刊SPA!

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