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“ホワイト”化する闇バイトの恐怖「シフト制・土日祝休み・待機手当あり」懲役6年判決の33歳男性が独白

“ホワイト”化する闇バイトの恐怖「シフト制・土日祝休み・待機手当あり」懲役6年判決の33歳男性が独白

◆指示役らへの“いびつな親近感”

スマホで電話をかける男性
※イメージです。画像生成にAIを利用しています
 会ったことのない相手を、彼はなぜそこまで信じ込んだのか。接見室で問うと、高林氏は「実は、彼らと仲良くなりたいとすら思っていたんです」と意外な本音を漏らした。

 指示役には固定の3人が、ランダムに当てがわれる。「久しぶりに僕の担当ですね」なんて気さくに声をかけられたこともあった。無茶な時間指定にも必死に走って間に合わせると「助かりましたよ」と労われた。「今度飲み会があるから、そこでみんなに紹介しますよ」と言われたこともあり、親しみすら感じていた。

 顔も合わせない“職場”。だが、そこはいつしか彼の居場所になっていたのかもしれない。

◆初犯で懲役6年の実刑判決。代償はあまりに重い

 潮目が変わったのは、親しい友人に仕事の内容を話したときだった。「それ、受け子じゃないか」と指摘され、初めて離脱を考えた。次の仕事は体調不良と嘘をついて欠勤し、連絡を無視し続けた。その間も脅しや追及を受けることは一切なく、数日後、高林氏は逮捕された。

 現在の心境を問うと、被害者への申し訳なさと後悔を口にする。しかし、自分を使い捨てた指示役らへの怒りは、今も湧いてこないという。

「信じていた人に裏切られた悲しみのほうが強い。願わくば彼らも更生してほしいです」

 後日、法廷で高林氏が言い渡されたのは、懲役6年の実刑判決だった。


配信元: 日刊SPA!

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