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「窓の外を自分のタイヤが走っていく」高速道路で体験した九死に一生のハプニング…プロ任せでは防げなかった“盲点”

「窓の外を自分のタイヤが走っていく」高速道路で体験した九死に一生のハプニング…プロ任せでは防げなかった“盲点”

◆二重のチェックが習慣に

タイヤ交換をプロに依頼していたにもかかわらず脱輪が起きてしまった。

スノータイヤからノーマルタイヤへの交換は、雪国では毎年春に行われる恒例作業なのだとか。ガソリンスタンドや整備工場などのプロに任せれば安心、と考えるドライバーは多いはずだが、作業後に走行を重ねるうちにナットが緩んでくるケースがあることは、見過ごされがちなリスクだ。

この体験以来、黒木さんの家では、プロによるタイヤ交換のあとも自分たちでナットの緩みがないかを確認し、空気圧が適切かどうかをチェックするようにしたという。その二重チェックこそが安全を守るための習慣となっているそうだ。

「高速道路に乗るたびに、あの出来事を思い出してしまいます」と黒木さんは言う。

スノータイヤを使う習慣のある地域では、毎年春と秋にタイヤ交換が発生する。つまり、脱輪のリスクと向き合う機会も、年に2度必ず訪れるということだ。

タイヤ交換後の確認は、専門的な知識がなくてもできる。ナットに手をあててガタつきがないかを確かめること、タイヤの空気圧を数字で確認すること——いずれも数分でできる作業だ。

黒木さんの母が体験した脱輪は、田舎の高速道路だったからこそ、奇跡的に無事で済んだ。交通量の多い都市部の高速道路や、後続車との距離が近い状況であれば、結末は大きく異なっていたかもしれない。黒木さんは、この体験をぜひ教訓にしてもらいたいと語る。雪国に住んでいる人は、GWの長距離ドライブ前に確認してみて欲しい。

<構成/藤山ムツキ>

【藤山ムツキ】
編集者・ライター・旅行作家。取材や執筆、原稿整理、コンビニへの買い出しから芸能人のゴーストライターまで、メディアまわりの超“何でも屋”です。著書に『海外アングラ旅行』『実録!いかがわしい経験をしまくってみました』『10ドルの夜景』など。執筆協力に『旅の賢人たちがつくった海外旅行最強ナビ』シリーズほか多数。X(旧Twitter):@gold_gogogo
配信元: 日刊SPA!

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