3.引き戸の種類と本体価格
引き戸には大きく4つの種類があり、現在の住宅の形状や用途に合わせて選ぶことが大切です。
| 種類 | 特徴 | 本体価格目安(スタンダードグレード) |
|---|---|---|
| 引き違い(2枚) | 最もスタンダード・和洋問わず対応した製品が豊富 | 15万円前後~ |
| 片引き戸 | 省スペース・和風住宅に多い | 15万円前後~ |
| 3枚引き戸 | 開口部を広く確保・バリアフリーに適する | 20万円前後〜 |
| 4枚引き戸 | 築40年以上の古い家屋に多い・現代製品への交換も可能 | 18万円前後〜 |
上記はスタンダードグレードの目安で、断熱仕様や防犯ガラスなど機能を追加するとその分価格は高くなる傾向があります。あくまで目安として捉え、実際の費用は複数社への見積もりで確認するのがおすすめです。
4.玄関の引き戸リフォームに補助金・助成金は使える?
引き戸リフォームには、条件を満たすことで以下のような補助金・助成金制度を活用できる場合があります。
| 補助金名 | 引き戸単体での使用可否 | 主な条件 |
|---|---|---|
| みらいエコ住宅2026事業 | △(条件による) | 断熱性能基準を満たしたドアなら単体工事で対象になる場合あり |
| 先進的窓リノベ2026事業 | △(窓工事との同時申請が必要) | 性能基準を満たす製品へのカバー工法・はつり工法による交換。 ガラス交換・内窓設置・外窓交換いずれかと同一契約・同時申請が必須 |
| 介護保険(住宅改修) | 〇 | 要介護・要支援認定者の住宅 |
| 各自治体の補助金 | 自治体による | 省エネ・バリアフリー改修など |
補助金を使える可能性が高いケース
引き戸単体の交換では使えない制度が多いため、工事内容の組み合わせを意識することが補助金活用のポイントです。
断熱性能の高い引き戸への交換を検討している場合は、窓・壁・床などの断熱工事と組み合わせることで、みらいエコ住宅2026事業や先進的窓リノベ2026事業の対象になる可能性が広がります。
一方、要介護・要支援の認定を受けている方が住む住宅では、段差解消や開口部の拡張をともなうバリアフリー対応の引き戸に交換することで、介護保険の住宅改修費用支給制度の活用が可能です。
省エネ・バリアフリーリフォームに関しては、自治体が独自の補助金制度を設けているケースも多く、例えば東京都では断熱性の高いドアへのリフォームで最大11万円を助成しています。具体的な活用可否はリフォーム会社やお住まいの市区町村の窓口に確認しておくと安心です。
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