毎日の手入れ次第で、庭やベランダの植物は顕著に変化していく。どんな道具を使えば、気軽に楽しく、そしてより素敵に育てられるのか。&Premium150号(2026年6月号)「花と緑のある暮らし」から、プロの園芸家6人が日頃から使っている、信頼できるガーデニングツールをそれぞれ推薦コメントとともに紹介します。今回のテーマは「花鋏(ばさみ)」について。
用途に応じて、刃先をセレクト。

清水葉峰_花や茎、細い枝を切るための花鋏。「ただ、園芸の現場では、細枝だけでなくワイヤーや紐、養生シートなど、さまざまなものをカットする必要があります」。そのため多様な素材を切断できる、ハードクローム仕上げのこの鋏を使用。7種の刃や柄のカラーなどを好みに合わせて選べ、名入れも可能。オンラインショップ限定商品。アルス セミオーダーはさみ iD choki[L16㎝(多用途タイプ刃)]¥2,890~(アルスコーポレーション)
清水葉峰 『SOLSO FARM』代表 しみず・ようほう 大学で自然環境や緑化について学んだ後、植物・ランドスケープデザイン・施行のプロフェッショナル集団〈SOLSO 〉に入社。商業施設や店舗のスタイリングから、現在は『SOLSO FARM』のマネジメントなどを務める。
手にすっと馴染む、昔ながらの華道鋏。

川原伸晃_ボディには硬度と強度に優れるステンレス鋼「SUS420J2」を使用し、ネジ式のカシメで留めた華道用の鋏。販売元の〈喜久和〉は、新潟県三条市を拠点に盆栽道具の企画販売を行うブランド。高い金属加工技術を持つ地元の職人と協業し、機能的で高品質な製品を作り続けている。「生け花をやっていた期間が長かったこともあり、馴染みのある生け花用の花鋏をずっと愛用しています」。ステンレス池之坊 華道鋏[L16.5㎝、150g]¥6,050(喜久和 0256‒38‒2441)
川原伸晃 〈REN〉代表 かわはら・のぶあき 18歳でオランダのフロリスト、レン・オークメードに師事。2005年に〈REN〉を立ち上げる。’11年に園芸界初のグッドデザイン賞を受賞。著書に『植物哲学自然と人のよりよい付き合い方』(講談社選書メチエ)など。

