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外壁に穴をあける手順や塞ぐ方法、費用相場、注意点を紹介!

外壁に穴をあける手順や塞ぐ方法、費用相場、注意点を紹介!

エアコンの増設、防犯カメラの設置、サンシェードの取り付け…お住まいの外壁に穴をあけたい場面は意外に多いものです。一方で、「穴から雨水が浸入しないか」「ハウスメーカーの保証が切れてしまうのでは」「DIYで本当にできるのか」などと不安を感じている方も少なくありません。
この記事では、次のポイントをわかりやすく解説します。

この記事でわかること

外壁に穴をあけても大丈夫なのか

DIYでネジを打つ場合の具体的な手順

プロに依頼した場合の費用相場と業者の選び方

建設会社の保証や防水・気密性への影響

不要になった穴の塞ぎ方と費用の目安

ご自宅の外壁への穴あけを検討されている方は、ぜひ最後までご一読ください。

1.外壁に穴をあけても大丈夫?

家の外壁に穴を開けたい!
DIYでできる?業者に頼むべき?

結論から言えば、外壁に穴をあけること自体は可能です。ただし、穴の大きさや外壁の素材によって、リスクの大きさや施工の難易度は大きく異なります。
穴あけを検討する前に、「どのサイズの穴が必要か」を正確に把握しておくことが重要です。

マンションの外壁には勝手に穴をあけられない

まず初めに、マンションの外壁には規約により穴をあけられないケースが多いです。防犯カメラやサンシェードなど外壁にネジを打ちたい場合も、まず最初に管理組合に相談してから進めるようにしましょう。

マンションのコンクリート躯体や外壁面は、区分所有者個人の持ち物ではなく、マンション全体で共有する「共用部分」にあたります。多くのマンションでは管理規約に「共用部分の改変禁止」が定められており、無断で穴をあけると管理組合に原状回復を求められるケースがあります

1-1.ネジの「小さな穴」

エアコンの配管カバーを固定するビス穴、防犯カメラやサンシェード金具・物干しフックを取り付けるためのネジ穴がこれにあたります。
穴の直径は3〜8mm程度で、適切な場所に正しい方法であければ外壁への影響は限定的です。

ただし、防水処理(コーキング)をせずに放置すると、穴から雨水が浸入して内部の腐食を招く恐れがあります。「小さいから大丈夫だろう」と油断せず、必ず防水処理を施しましょう

1-2.エアコンスリーブや換気口の「大きな穴」

エアコンの冷媒管を通すスリーブ穴(直径65〜70mm)や、換気口を新設するための穴(直径100〜150mm)は、外壁材だけでなく壁の内部にある構造材(柱・筋交い)、防水シート、断熱材にまで影響が及びます。
穴あけ位置を誤り、住宅の柱や筋交いを痛めてしまうと住宅の耐震性が低下するという取り返しのつかない事態になりかねません。また、防水層を破った後の処理を怠ると、雨漏りを引き起こすリスクがあります。

そのため、このサイズの穴あけはDIYでの施工は避け、専門業者に依頼することをおすすめします。

(参考)素材別|外壁の穴あけで注意すべきポイント

外壁に穴をあけるとき、見落としがちなのが「外壁材の種類」による違いです。素材ごとに硬さや割れやすさが異なり、使うべき工具や注意点も変わります。

外壁素材 DIY 特性 注意点
窯業系サイディング 表面が硬く衝撃に弱い 低速かつ低圧で施工する
金属系サイディング 加工しやすいが切り口が錆びやすい 穴あけ後に錆止め処理推奨
ALC 脆く穴周辺が割れやすい メーカーの開口基準に従う
タイル × 非常に硬く割れやすい 超硬ドリルでタイルに下穴をあける
モルタル ひび割れが発生しやすい 既存クラック周辺は要注意

特にALCは開口部の位置や寸法についてメーカーが基準を設けているケースがあります。事前に施工要領書を確認するか、専門業者に相談するようにしましょう。
ALC外壁を扱う業者の選び方はこちらの記事を参考にしてください。

2.DIYでもできる?外壁の穴あけ手順

外壁への穴あけをDIYで行う場合は、業者に依頼するよりも費用を大幅に抑えられるメリットがあります。
ここでは、エアコンの配管カバーや防犯カメラの取り付けなど、直径3〜8mm程度の小さな穴をあけるケースを想定した手順を解説します。
※手順の画像はイメージです。

2-1.穴あけの手順

[1]位置を決めてマーキングする

手順1   

最も重要なのが、「壁の裏に何があるか」の確認です。設計図面がある場合は、柱・筋交い・電気配線の位置をあらかじめチェックしておきましょう。図面がない場合は、市販の下地センサーを使って壁裏の構造を探ることも可能です。

穴の位置が決まったら、マスキングテープを貼ってその上にペンで印をつけます。テープを貼っておくことでドリルの滑りを防ぎ、外壁材の欠けも防止できます。

[2]下穴をあけ、所定の径まで広げる

手順2

いきなり太いドリルビットで穴をあけると、窯業系サイディングやALCは割れてしまうことがあります。まず小さな径のビットで下穴をあけ、そこから必要な太さまで段階的に広げていくのが正解です。最終的な穴の大きさはネジの太さの約1mm小さめに設定し、力を入れすぎず低速回転でゆっくり進めましょう。

金属系サイディングの場合は切り口が錆びやすいため、穴あけ後に切り口へ錆止め塗料を塗布しておくと安心です。

[3]穴にコーキングを注入してからネジを打つ

手順3

穴があいたら、ネジを打つ前にコーキング剤を穴の中に注入します。これにより、ネジと外壁の隙間から雨水が浸入するのを防ぎます。
コーキングが硬化する前にネジを差し込むのがポイントです。通信線など外壁から室内への配線を通す場合も同様に、貫通部のコーキング処理は必須です。

[4]ネジ頭にもコーキングを施して仕上げる

手順4

最後に、ネジ頭を覆うようにコーキングを施します。ネジ頭が露出したまま放置すると、ネジ周辺に錆が発生します。特に金属系サイディングの場合は「もらい錆」が外壁全体に広がってしまうこともあります。

仕上がりが気になる場合は、コーキング乾燥後に外壁と同色の塗料でタッチアップ塗装をすると目立ちにくくなるでしょう。

(参考)ネジの目安サイズ

外壁に取り付けるものによって、使用するネジの太さは異なります。
重いものや引き抜き力がかかるものを窯業系サイディングやALCに固定する場合は、ビスを打つ前に「ボードアンカー」を挿入して強化する必要があります。

【ネジを購入する際の参考】
取り付けるもの ネジの太さ目安 ネジの長さ目安 備考
エアコン配管カバー 4〜5mm 30〜40mm ステンレスビス推奨
防犯カメラ 4〜6mm 30〜40mm アンカー併用が一般的
サンシェード金具 5〜8mm 30〜40mm 荷重がかかるため、ボードアンカー推奨
物干し金具 6〜8mm 65〜90mm 下地(柱)への固定が必要

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