5.不要になった外壁の穴を塞ぐ方法と費用相場
以前取り付けていたアンテナや、物干し金具を撤去した後に残るネジ穴、使わなくなったエアコンスリーブの穴など、外壁にあいたまま放置されている穴は意外と多いものです。
そのままにしておくと、雨水の浸入や害虫の侵入、外壁内部の腐食といったトラブルの原因になりますので早期に塞ぐようにしましょう。
5-1.穴を塞ぐ3つの方法
[1]コーキング(シーリング)で埋める小さなネジ穴であれば、変性シリコン系のコーキング材で埋めるのが最も手軽な方法です。穴の内部と周囲を清掃したうえで、コーキングガンを使ってしっかり充填します。
DIYでも対応しやすい方法ですが、コーキングの打ち方が甘いと隙間から水が回ることがあるため、丁寧な施工が求められます。
[2]パテで補修するネジ穴よりやや大きい穴や、穴の周辺に欠けがある場合は、外壁補修用のパテで埋める方法が適しています。
パテを充填してヘラで表面を平滑に仕上げた後、外壁と同色の塗料で塗装すれば、補修跡はほとんど目立たなくなります。
エアコンスリーブのような大きな穴や、複数の穴が集中している場合は、コーキングやパテだけでは十分に塞ぎきれないことがあります。
窯業系・金属系サイディングであればボードごと新しいものに交換するのが確実です。モルタル外壁の場合はセメントで穴を埋める方法も一般的です。
5-2.穴を塞ぐ費用の目安
| 補修方法 | 費用相場 | 適した穴のサイズ |
|---|---|---|
| コーキング補修 | 3,000〜10,000円 | ネジ穴 |
| パテ補修+塗装 | 5,000〜20,000円 | 直径数cm程度の穴 |
| 外壁部分交換 | 30,000〜100,000円以上 | エアコンスリーブ跡など大きな穴 |
大きな穴を塞ごうとすると、費用も大きくなります。外壁に穴をあける前に「本当に必要な穴なのか」をよく検討しておくことが、将来の補修費用を抑えるポイントです。
(参考)穴を塞ぐ作業はDIYでもできる?
小さなネジ穴をコーキングで埋める程度であれば、DIYでも対処は可能ですが、大きな穴の補修やサイディングの部分交換は、専門知識と技術を要する作業です。
確実に防水性を確保したい場合は、外壁工事・防水工事を専門とする業者に依頼するのが安心です。
6.まとめ
外壁への穴あけは、本記事で解説した適切な手順と防水処理を行えば、小さなネジ穴であればDIYでも対応できます。一方で、エアコンスリーブや換気口などの大きな穴は、施工の難易度が高いうえに、失敗すると耐震性・防水性・気密性に大きく影響するリスクがあります。
少しでも不安に感じる方は、専門業者に施工を依頼すべきでしょう。
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