聞く耳を持たない義父とも対立し「生きた心地がしなかった」

さらに困ったのは、女性たちの「私たち若夫婦が相続しても困る」という訴えを義父が全く受け入れてくれず、「聞く耳持たず」な状態だったことでした。
義父との間でも、かなり大きな言い争いになってしまい、事態は悪化の一途をたどったと言います。
女性は住んでいた従業員のことは「大好き」だと前置きした上で、それでも「私達の未来を考えたら、出て行ってもらって建物を壊して町に返したかったのです」と、当時の切実な思いを振り返ります。
義父の頑なな態度に対しても「舅は頑固な性格で甘やかされてわがままに育ったので、ガンとして拒否され悔しかったです」と怒りを感じていた女性。
将来借金を背負うかもしれないという不安も大きく、「生きた心地がしませんでした。借金などしない家庭で育った私は恐怖でしかなかったです」と、極限の精神状態でした。
司法書士に相談。専門家の力でトラブル解決へ
将来への恐怖と悔しさを抱えながらも、女性は自ら解決のために着実に行動したと言います。

まずは、司法書士に話を聞いてもらえる町の無料相談に足を運びました。
さらに「行動するしかない、クヨクヨしてられないと、無料相談で話を親身に聞いてくれた司法書士さんを頼り、事務所に行って書類を集めたりもっと詳しい情報を自分でも調べ、司法書士さんも法の手を使って調べてくれました」と女性。専門家と二人三脚でトラブルに立ち向かいました。
その結果、住宅の名義を義父から従業員に変更し、住人である従業員が役場に土地の賃料を支払うという形に決着。女性が心配していた将来の負担はゼロになり、問題は無事に解決しました。
