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60を過ぎてからの恋愛【後編】人生の降り口は別々でも共に生きるという覚悟

60を過ぎてからの恋愛【後編】人生の降り口は別々でも共に生きるという覚悟

来てほしくない未来を笑い飛ばそう

カジュアルな白い服装で集うホワイトナイトでは、他のカップルが「お写真を撮りましょう」と声をかけてくれて、スワロフスキーの階段で記念撮影ができました。

私たちも何組かのカップルのお写真を撮り、船の専属カメラマンを超える自然な笑顔を引き出せたと自負しております。

ホワイトナイト

船旅が最終日に近づく頃、彼から「来年もう1回、この船に乗らない? 日本一周がいいな」との提案。

「僕は来年どうなってるかわからないし、あんた誰?と言うかもしれないけどさ」
「ディナーの後で、まだ晩御飯を食べてないと言うかもね」

来てほしくない未来を笑い合いながら、次はキャビン番号も指定しようと、さっそく専用デスクに予約に行きました。

ベリッシマのキャビン

下船して帰りの電車、まるで人生の降り口を惜しむように、私たちは別々の駅で降ります。

2人で10日間も一緒にいたのは初めてでしたが、あっという間で楽しかった! ……とはいえ現実に戻れば、この先も相変わらず私が喧嘩を吹っかけて、彼がしょぼんと黙るプチバトルは繰り返すでしょう。大人の恋愛はそんな毎日でいいのです。

シンデレラストーリーに年齢制限はない

居酒屋のカウンター

思い起こせば初めて居酒屋のカウンターで出会ったとき、彼は私の会計を持ってくれたのですが、年金生活者のおじいさんに負担をかけてしまったと誤解したことが笑い話になっています。

「プリティウーマン」のリチャード・ギアには似ても似つかなくても、人は見かけで判断しちゃいけないのですね。子どもの頃からの夢だったシンデレラストーリーは年齢制限がなく叶うことを知りました。

お互いの戸籍は独身のままですが、もう次の恋愛に走ろうとは思いません。この人が最後と決めて、とことん寄り添うことが余生の課題だと確信しています。

配信元: HALMEK up

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