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大谷翔平「51打席アーチなし」の危機的状況…。打球の「種別&方向」が示す“必然の低迷”

大谷翔平「51打席アーチなし」の危機的状況…。打球の「種別&方向」が示す“必然の低迷”

大谷翔平が投手として躍動する一方、打者としては苦悩の日々を送っている——。

大谷翔平
写真/産経新聞社
 日本時間12日(以下同)、ドジャースは本拠地ドジャースタジアムでジャイアンツと対戦。先発マウンドに上がった佐々木朗希は6回途中まで3失点の粘投を見せたが、救援陣が打ち込まれた。

 結局、ドジャースは3-9で完敗。2週間半ぶりに地区首位の座から陥落した。

◆大谷翔平に見え始めた異変


 1番・指名打者で先発出場した大谷は、この日もバットから快音が聞かれなかった。第1打席から「一ゴロ、二ゴロ、空振り三振、二ゴロ、空振り三振」と5タコに終わり、今季打率は.233まで下降。スイング時には打席内で体勢を崩すシーンも目立っており、全く打てる気配がないといっても過言ではないだろう。

 4月末の時点では、打率.273、6本塁打、13打点とまずまずの数字を残していた大谷。ところが、5月に入ってからは打率.111、0本塁打、3打点。先月27日のカブス戦を最後に11試合、51打席連続でノーアーチの苦しい状況が続いている。

 改めてドジャース加入後の大谷を振り返ると、2年前は2度目のトミー・ジョン手術を受け右肘のリハビリ中だった。それでも大谷は打者一本でメジャー史上初めて“50-50”を達成。記録にも記憶にも残るドジャースでの1年目は、ワールドシリーズ優勝という形で幕を閉じた。

 ドジャース2年目の昨季は、6月に2シーズンぶりに投手として復帰。球数を徐々に増やしながら、ポストシーズンを迎える頃には“二刀流”として投打で活躍し、チームをワールドシリーズ連覇に導いた。

 そして迎えたドジャース3年目の今季、開幕から二刀流として“エンジン全開”とはならなかった。ただ、投手だけの成績を見ると、ここまで6試合に先発して防御率0.97。打線の援護には恵まれていないが、全試合でクオリティースタートを記録するなど、文句のつけようがないパフォーマンスを披露している。

◆投手では無双状態も…打者・大谷は深刻な長打不足に

 一方で打者としては冒頭で述べた通り、苦悩の日々が続く。先週には3試合連続で安打も生まれたが、その間の長打も二塁打が1本あっただけ。とにかく本塁打を含めた長打をほとんど打つことができていない。

 連続試合安打が3で止まったのは、11日のブレーブス戦だった。この日は「空振り三振、二直、中飛、一ゴロ」に終わった大谷だが、第2打席はセンターへあわや本塁打かという大飛球。フェンス手前で失速したものの、もう少しでバレルゾーン(※)に分類される打球速度と打球角度を記録した。

※バレルゾーン……打球速度と打球角度が、長打になりやすい理想的な組み合わせに入った打球のこと。

配信元: 日刊SPA!

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