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大学生活で学ぶべきお金のことって?基礎から実践までFPアドバイス

お金について積極的に話をすることも大切

家族で貯金について話し合う 【画像出典元】「stock.adobe.com/JenkoAtaman」

日本では一般的に「お金の話はタブー」と考える人は多く、お金の話を身内や他人とすることに抵抗がある人も少なくありません。学生のHさんは、まだピンとこないかもしれませんが、例えば「貯蓄はいくらある?」「年収はいくら?」といった話題はあまり表に出さない傾向があります。一方で、海外では割と積極的に話をすることも多く、それがお金と上手に付き合うコツだとも言われています。

まずはご両親をはじめ、身内の人や友人と教育費などについて積極的に話をしてみましょう。例えば、大学にいくらお金がかかるか?国立と私立の授業料がどれくらい違うか?こういったことを話すことも学びになり、Hさんのお金に対する知識もアップデートされます。その結果、上手な貯蓄や投資に繋がっていくと思います。

お金と上手に付き合うコツ 

ポイント 【画像出典元】「stock.adobe.com/tarou230」

現在は高校生ということですが、年齢条件等を満たせば証券口座を開設し、NISA口座を開くこともできます。なお、2027年以降は0歳から17歳を対象にした「こどもNISA」もスタート予定です。

NISAは投資で得た利益が非課税になる制度です。税金のことを気にすることなく投資ができるので、初心者でも始めやすいと言えます。

なお、NISA口座以外やNISAの対象外の預金などの配当金や利子にかかる税率は約20%です。利益の20%を税金として納めるのかどうかは、大きな差になります。このような税金の知識も、身に付けておきたいですね。
では、お金のことを学びながら上手に付き合うためのコツを3つ紹介したいと思います。

<お金と上手に付き合うコツ>
1    投資・消費・浪費を明確にする
2    貯蓄は目的を定める
3    リスクについて知る

1    投資・消費・浪費を明確にする

お金を使う際に「投資・消費・浪費」のどれに該当するかを意識してください。簡単に分けると以下のようになります。

投資:自分のためになるもの
消費:生活する上で必要なもの
浪費:無駄遣い

「投資」というと株式投資を想像するかもしれませんが、例えば勉強のために本を買うのも自分の将来のための投資です。「消費」は生活に必要な食費や光熱費などです。大学生になり一人暮らしをするようになれば自分で管理することになる方も多いでしょう。そして「浪費」は簡単に言うと無駄遣い、あまり意味のないお金の使い方になります。この浪費をできるだけ少なくする、そして投資を増やすのが効率的なお金の使い方になります。

しかし、何が投資になるかは人それぞれです。例えば、お金に関する本を1冊買ったとします。しっかり読めば投資になりますし、読む時間がなく置きっぱなしにしているとなれば浪費と言えるでしょう。人から見ると無駄遣いでも、自分にとっては価値のあるお金の使い方ということもあります。その逆もしかりです。「投資・消費・浪費」の3つを自分なりの物差しで定めてください。

浪費ゼロが理想ですが、筆者は多少浪費も必要だと考えています。毎回、合理的に判断し、「絶対無駄な買い物はしない」と強く意識し過ぎるのも生きていく上では味気ないような気がします。筆者も大学生時代、友人と頻繁にコンビニに行ったり、学校の売店に行ってお菓子や飲み物を買ったり、そしてそのままダラダラと話をしていたり。一見、お金も時間も浪費のようですが、今思うと学生時代の貴重な思い出になっています。

2    貯蓄は目的を定める

高校生のうちから500円玉貯金をしているのはとても素晴らしいことですね。ただ、「何のために貯蓄をしているの?」ということも考えてみてください。もちろん将来のために貯蓄をしておくことは大切です。大学生活ではある程度まとまったお金が必要になることも多いと思いますし、社会人になる準備も早めにしておきたいところです。使う目的を意識しながら貯蓄に取り組みたいですね。

少しでも浮いたお金を貯蓄に回す意識も大切ですが、あまりに貯蓄を優先してばかりだと、積極的な自分への投資のチャンスを逃すかもしれません。

1の話にも繋がりますが、友達付き合い、旅行、外食など、場合によっては浪費になるかもしれませんが、それらに使うお金はかけがえのない時間を買うことになり、経験が増え、大きな財産になるという側面もあります。お金を貯めることと使うことは表裏一体です。上手に貯めて、上手に使う。そのためにも貯蓄の目的を明確にしてみてください。

例えば就職を機に新たな地で生活を始めることを想像すると、部屋を借り、家具を一式揃え、スーツやビジネスグッズも必要になります。これだけでも数十万円は必要になりそうです。つまり「社会人になる準備として、それまでに50万円貯める。そのためには今から毎月〇円貯金する」という具合に、毎月の目標額が決まります。目標額を決めることで、残りの金額は思い切って自分への投資に回せるといいですね。

3    リスクについて知る

株式や投資信託は大きなリターンが期待でき、魅力的ですがリスクもあります。仮に1万円で株式投資を始めたものの株価が下落し、5千円になれば大きな損失となります。これが価格変動リスクです。

一方、手元に500円を現金で置いていた場合、リスクはないと言えるでしょうか?実は、現金は金額こそ変わらないものの、その価値は日々変動します。例えば今日、500円でお気に入りのハンバーガーを買えたとします。しかし翌年そのハンバーガーが600円に値上がりしていれば、当然500円では買うことができません。言い換えると、手元に置いていたお金の価値が下がったことになります。これも一つのリスクです。このあたりは大学生以降、少しずつでも良いので知識を身に付けてもらいたいです。

配信元: mymo

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