◆民泊急増で大阪の街に異変?

「ここ数年の大阪の民泊を巡る状況はもはや異常といっていいでしょう。新築の分譲マンションが全室民泊になり、“ホテル化”したケースもあります。騒音やゴミ出しといったトラブルだけでなく、賃料の相場が高騰し家賃の値上げを通告されたなど、想定外の問題も表面化しました。こうした状況に行政も対応が迫られ、大阪市では、民泊を巡る苦情の増加を受け、専門チームを立ち上げるなど対応に追われています」
実際、民泊への規制強化を求める声が行政内でも強まっているという。だが、民泊トラブルに悩む住民たちからは「規制するなら万博前にしてほしかった」との声も……。
こうした民泊を巡る問題は大阪だけではなく、東京や地方都市でも起きている。
◆ゴミ出し問題で警察沙汰に
よく取り上げられる民泊トラブルの1つにゴミ出しがある。都内在住の佐々木健太さん(30代男性・仮名)は近所に民泊が増えたことで、ゴミ出しのトラブルで警察沙汰になった話をしてくれた。「向かいの一軒家が外国人オーナーに買われて民泊になったんだけど、とにかくゴミ出しのルールを守らない。ウチの辺りは月曜と木曜が可燃ゴミという感じで決まってんだけど、そんなの無視して毎日ゴミを出すんだよ。収集車が来ない日でもゴミを出すから、収集されるまで放置されて悪臭を放つこともあるし、鳥除けネットもしないからカラスがゴミをまき散らすこともある。スーツケースとかベビーカーとか、粗大ゴミで出さなきゃいけないものも平気で出しちゃうしね」
あまりにも酷かったため、町内会としてクレームを入れることになったという。
「連絡先がわからなかったから、直接話すしかなく、ゴミを出す男を捕まえてクレームを入れたんだけど、その男も日本語はあまりわからないとか、『オーナーに言われているだけ』とか……。でも、ゴミを出せるのは収集日の朝というルールがあるから、それ以外の日はゴミは出せないし、出すなって警告したんだよ」

