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オシャレなのに初心者向き! シックな花「セリンセ・マヨール」の育て方と冬越しのポイント

オシャレなのに初心者向き! シックな花「セリンセ・マヨール」の育て方と冬越しのポイント

セリンセ・マヨールの育て方のポイント

用土

用土
Madlen/Shutterstock.com

水はけがよい用土を選びましょう。じめじめしていたり乾燥しすぎたりする用土ではうまく育ちません。

地植えの場合は腐葉土などを混ぜて水はけをよくしておくことが重要です。鉢植えの場合は市販の草花用培養土でもよく、自分で作る場合は赤玉土7:腐葉土3の割合で配合します。

水やり

水やり
Ground Picture/Shutterstock.com

セリンセ・マヨールは乾燥気味に育てましょう。

地植えの場合、基本的に水やりは不要で、雨が降らない日が続いて葉がしおれてくるようであれば水を与えましょう。鉢植えの場合は、土の表面が乾いたら水やりをします。

肥料

セリンセ・マヨール
F_studio/Shutterstock.com

肥料は、植え付け時に元肥として草花用の緩効性肥料を混ぜます。鉢植えでは、自作の配合土の場合は元肥として緩効性肥料を混ぜておき、さらに植え付け後は2週間に1度のペースで液体肥料を与えます。市販の草花用培養土を使っている場合は、元肥が含まれているため別に与える必要はありません。花が止まり、下葉が黄色くなってきた場合は肥料が切れている可能性があります。

セリンセ・マヨールは、比較的肥料を好む植物なので、生育期や開花中は必要に応じて追肥をしましょう。

注意する病害虫

アブラムシ
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【病気】

セリンセ・マヨールに発生しやすい病気は、灰色かび病です。

灰色かび病は花や葉に発生しやすく、褐色の斑点ができて灰色のカビが広がっていきます。多湿で風通しが悪く込み合っていたり、花がらや枯れ葉を放置していたりすると発生しやすいため、花がらをこまめに摘み取り、茎葉が込みすぎている場合は間引いて風通しよく管理しましょう。

なお、葉に入る斑点は病気ではなく、セリンセ・マヨールの葉の特徴です。

【害虫】

セリンセ・マヨールに発生しやすい害虫はアブラムシです。

アブラムシは、3月頃から発生しやすくなります。2〜4mmの小さな虫で繁殖力が大変強く、茎葉について吸汁し、株を弱らせるとともにウイルス病を媒介することにもなってしまいます。見た目もよくないので、発生初期に見つけ次第こすり落としたり、水ではじいたりして防除しましょう。虫が苦手な方は、スプレータイプの薬剤を散布して退治するか、植え付け時に土に混ぜ込んで防除するアブラムシ用の殺虫粒剤を利用するのがおすすめです。

セリンセ・マヨールの詳しい育て方

種まき

種まき
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種まきの適期は9月下旬~10月下旬で、18℃前後で発芽します。種まきが遅くなると、冬までに苗が十分育たないので注意が必要です。春まきも可能ですが、秋まきより開花が遅れ、開花期間が短くなります。

種子は播く前に一晩水につけておくと、発芽が早まります。ポットに1〜2粒播き、種子が隠れる程度の土をかぶせ、たっぷり水やりをします。発芽したら生育のよいものを残して間引き、本葉が5〜6枚ほどになったら定植します。

寒冷地ではポットのまま春まで管理したほうがよいでしょう。霜に当たると苗が傷むので、当たらないところに移動するか霜よけを設置します。

苗の選び方

葉色がきれいでしっかりした苗を選びます。生育期間を長く取るため、苗は早めに植え付けるとよいでしょう。

植え付け・植え替え

セリンセ・マヨール
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暖地では地植えでも育てることができますが、寒くなる地域では冬や梅雨の時期は霜や雨にあたらないよう移動させたいので鉢植えがおすすめです。

苗を地植えする場合は、深さ30cmほどの穴を掘って植えます。株間は20〜40cmほど開け、植え付け後はたっぷり水を与えます。鉢植えでは、鉢底ネットなどで穴をふさいで鉢底石を入れ、用土を入れて植え付けます。鉢植えの場合、ウォータースペースを3cmほどとります。

一年草のため、植え替えをする必要はありません。

日常のお手入れ

セリンセ・マヨール
Tom Meaker/Shutterstock.com

【花がら摘み】

セリンセ・マヨールは花序を伸ばしながら次々に花をつけ、花が終わると自然に落ちます。落ちた花はこまめに取り除きましょう。花後は切り戻すと、次の花芽が出て次の花を楽しむことができます。

種子を採りたい場合は採種用の株を決め、切り戻さずに種子ができるまで育てます。

【梅雨対策】

梅雨時期は、多湿を避けるために雨の当たらない風通しのよい場所に移動したほうがよいでしょう。

増やし方

種まき
Soho A Studio/Shutterstock.com

セリンセ・マヨールを増やすには、花後に種子を採って播きます。花後に花がらをつけたままにしておき、苞の中に隠れている種子を花序ごと切り取ります。種子は熟すと自然に落ちるため、あらかじめ花序に出汁取り用のネットなどをかぶせておいてもよいでしょう。

採種したらよく乾燥させ、紙袋などに入れて、種まきの適期まで保管しておきます。こぼれ種でも増えますが、中間地や寒冷地では難しいです。

セリンセ・マヨールは寒さ対策が大切

セリンセ・マヨールは特に苗が小さいうちは寒さに弱く、霜や雪にあたると傷んで枯れることもあります。寒風も避けたほうがよいでしょう。

霜が降りる地域では、鉢で育てて軒下に移動させるなどの対策が必要です。一年草のため長く楽しむためには春に苗を購入して植え付けるのが無難です。しかし、冬でも霜が降りない暖地であれば、地植えで秋まきして栽培することもできます。

セリンセ・マヨールの開花は「日照時間」と「低温」がポイント

セリンセ・マヨール
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セリンセは夜よりも昼のほうが長いと咲く「長日植物」です。

株がよく育っても、昼よりも夜のほうが長い時期は花が咲かない性質があります。気温が上がると草丈や葉はよく成長しますが、日が長くなったと感じない限り花をつけません。そのため、2〜3月の出荷時期に開花していないことも多いです。お店で花が咲く頃には根詰まりで貧弱に育っている場合が多いので、開花前の状態で早めに購入したほうがよいでしょう。

また、セリンセ・マヨールは、寒さに当てることで春の成長が促され、茎が締まって草姿が間延びせず、美しいドーム状に育ちます。前項で寒さ対策が大切とお伝えしましたが、過保護にしすぎもNG。適切な寒さに当てることが、きれいな株を作るポイントです。

セリンセ・マヨールを育てて独特の花姿で庭を彩ろう

セリンセ・マヨール
Golden Shark 2/Shutterstock.com

セリンセ・マヨールは紫や黄色の上品な花が魅力的な植物です。ナチュラルガーデンにもよく似合い、寒さに注意すれば育てやすいので初心者の方にもおすすめです。他の花とも合わせやすく、栽培も難しくないので、お気に入りの品種を見つけて庭に取り入れてみてはいかがでしょうか。

Credit 文 / 3and garden

スリー・アンド・ガーデン/ガーデニングに精通した女性編集者で構成する編集プロダクション。ガーデニング・植物そのものの魅力に加え、女性ならではの視点で花・緑に関連するあらゆる暮らしの楽しみを取材し紹介。「3and garden」の3は植物が健やかに育つために必要な「光」「水」「土」。「ガーデンストーリー」書籍第1弾12刷り重版好評『植物と暮らす12カ月の楽しみ方』、書籍第2弾4刷り重版『おしゃれな庭の舞台裏 365日 花あふれる庭のガーデニング』(2冊ともに発行/KADOKAWA)発売中!

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