警察庁が発表した最新の報告(令和7年版 警察白書)を紐解くと、警察当局は運転者に対して、交通ルールの遵守のみならず、他者への「思いやり・譲り合い」の心を持った交通マナーの実践を強く呼び掛けています。
今回は過去に反響の大きかった、あおり運転を仕掛けた結果、とんでもない目に遭ってしまった自業自得なワンボックスカーの「情けなさすぎる末路」をお届けします。
記事後半では、最新の警察統計から「危険運転者への厳しい現実」を浮き彫りに。免許取り消しとなった者が、再取得のために受けなければならない講習「取消処分者講習」を年間で何人が受けているか知っていますか? その驚く人数とは……。知らぬ間に人生を棒に振らないための「数字のリアル」に迫ります。
◆車間距離を詰め、前の車に何度も激しく…

「制限速度60キロの片側2車線の道路でしたけど、車間距離は目測で5~10メートル。セダンは左車線に入ってワンボックスカーを前に行かそうとしていましたが、ぴったり後ろに張り付いたまま。しかも、小刻みに車体を左右に振っていたため、この状況で追い抜いて自分がターゲットにされたら嫌だなと思い、私は十分な距離を保ったままワンボックスカーの後ろを走っていました」
すると、何を思ったのかワンボックスカーは何度も激しくクラクションを鳴らし始めたとか。走行しながら通話可能なヘッドセットを付けてヘルメットを被っていたため、警察への通報も考えたそうだがセダンは左折ランプを点灯させ、道路沿いにあるコンビニの駐車場に入っていったという。

◆コンビニの駐車場まで追いかけてきたが…
ところが、ワンボックスカーもそのまま素通りせずに駐車場へ。宇野さんも気になってしまい、同じように駐車場に入り、2台の車からは少し離れた場所にバイクを停めたそうだ。「煽り運転にしては度を過ぎたレベルだったので心配になったと言えば聞こえはいいですが、一方で野次馬的な好奇心があったのは否定しません。そのコンビニは駐車場が広く、どちらの車も店の入口から少し離れた場所に停めていたのですが、ワンボックスカーの運転席から勢いよく飛び出してきたのは見た感じ30代後半くらいの作業服姿の男性。私は少し離れた場所にいましたが『オラァ、コノヤロー!』と大きな声を張り上げながら近づいてきたのが聞こえました。それを見た瞬間、これはマジでヤバいやつだと思いました」

