◆新ハード発売年度、任天堂の結果は?

ただ、Nintendo Switch 2専用ソフトに関しては、7月発売『ドンキーコング バナンザ』の世界累計販売が452万本、11月発売『カービィのエアライダー』が187万本とぼちぼち。それでも、直近3月発売の『ぽこ あ ポケモン』が発売5週間で全世界累計400万本以上を売り上げ、ロングセラーコースにも乗りそう。決算説明資料には「ハードウェアの販売に貢献」と言及されています。また、決算の集計期間外で初代Switch向けのタイトルではありますが、先月発売の『トモダチコレクション わくわく生活』も発売2週間で全世界380万本以上と出足好調です。
◆ソニーのゲーム事業、今後の見通しは?
それでは、2026年度の見通しを見ていきましょう。ソニーの「ゲーム&ネットワークサービス」は、売上高4兆4200億円(-6%)、営業利益6000億円(+30%)の予想。「次世代プラットフォームに向けた投資の増加を織り込んでおり、これらを除いた足元の事業から創出される利益は着実に2桁の成長を織り込む」とのこと。次世代プラットフォームの開発は進んでいるようですが、メモリを筆頭に部材の高騰があり、PS5発売からおよそ5年半が経過し、機は熟しているものの、まとまった数量を揃えて新ハードの発売に踏み切るのは容易ではないでしょう。
2026年は11月19日にPS5やPC向けに『グランド・セフト・オートVI』(テイクツー・インタラクティブ)が発売予定。10億ドル以上の予算規模という噂もあり、ライバルのNintendo Switch 2にはない大人のエンタメ大作としてPS5を牽引しそう。さらに、昨年11月に発売された、ディスクドライブ非搭載のPS5廉価版「デジタル・エディション 日本語専用」は5万5000円(税込)で、値上げ後のNintendo Switch 2と価格の逆転が発生するのもPS5には追い風かもしれません。

