脳トレ四択クイズ | Merkystyle
Switch 2がまさかの1万円値上げ、廉価版PS5と価格逆転の衝撃。ソニーと任天堂の決算から読み解く「ゲームハード氷河期」の予感

Switch 2がまさかの1万円値上げ、廉価版PS5と価格逆転の衝撃。ソニーと任天堂の決算から読み解く「ゲームハード氷河期」の予感

◆任天堂の今後の見通しは?

スプラトゥーン レイダース
2026年7月に発売予定の『スプラトゥーン レイダース』公式サイト
 一方、任天堂の2026年度の見通しは、売上高2兆500億円(前期比-11.4%)、営業利益3700億円(前期比+2.7%)。Nintendo Switch 2の予想販売数量は、前年度の1986万台に対し、1650万台と減少を見込んでいます。実際に1万円の値上げ(北米や欧州では9月に値上げ)が、どの程度販売台数に響くかは未知数。

「これまでの当社ハードウェアでは、発売初年度よりも2年目の販売数量が多くなるケースが一般的」(決算説明資料)でしたが、Nintendo Switch 2はややピンチといったところでしょうか。「メモリを中心とする部材価格の高騰や関税措置等に伴う原価への影響として、約1000億円を織り込んでいます」というコメントからも、ハードの利益率低下が伝わります。

 2026年発売の任天堂タイトルは、『スターフォックス64』のリメイク作『Star Fox』(6月25日発売予定)、『スプラトゥーン』初のスピンオフタイトル『スプラトゥーン レイダース』(7月23日発売予定)、『ファイアーエムブレム 万紫千紅』(2026年発売予定)あたり。ファンとしては、『ゼルダの伝説』『スーパーマリオ』の新作発表が待たれます。

 ゲーム以外では、先月公開の映画『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が好調。「公開4週間で全世界の興行収入が8億ドルを超える、順調なスタートを切りました」(決算説明資料)。前作『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の続編としては成功と言えます。今後、実写映画『ゼルダの伝説』(2027年4月30日公開予定)も控えており、ハード販売が不透明ななか、他の分野でどれだけ任天堂ブランドの価値を高めていけるかが勝負でしょう。

<文/卯月 鮎>

―[絶対夢中★ゲーム&アプリ週報]―

【卯月鮎】
ゲーム雑誌・アニメ雑誌の編集を経て独立。ゲーム紹介やコラム、書評を中心にフリーで活動している。雑誌連載をまとめた著作『はじめてのファミコン~なつかしゲーム子ども実験室~』(マイクロマガジン社)はゲーム実況の先駆けという声も
配信元: 日刊SPA!

あなたにおすすめ