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ひろゆきが教える“デキる人”の判定法。「大事な話だから会って話す」はむしろ逆と断言できるワケ

ひろゆきが教える“デキる人”の判定法。「大事な話だから会って話す」はむしろ逆と断言できるワケ

◆人は「印象」で誤魔化そうとする

 いきなり実際会って、相手を判断することのデメリット(リスク)はもう1つある。

 それは対象者が1人しかいない点だ。「n=1(エヌワン)」では比較優位の検討ができない。つまり判断材料がないに等しい。だから「意外といい人だった」「誠実そうだった」といった上っ面だけの人物評価に走ってしまう。

 ハロー効果の影響をもろに受けるわけだ。会って目を見て話したら、相手の本質がわかるというのは迷信だ。そんな迷信がまかり通ると結局、「それっぽく振る舞える人」が得をしてしまう。そんなアンフェアな世界は不幸でしかない。

 実際会わないことには人となりがわからない──。それはその通りだろう。でも会うのは最終局面である。

 一緒に仕事をして楽しそうな相手なのか。自分と気が合うのか。そうした数値化できないノリを知るために会う。いわば、最後のフィルタリングである。

 繰り返すが、何より大切なのは客観的情報だ。どんな経歴なのか。何をやってきたのか。そうした客観的情報こそ、正しい判断に近づくための手立てなのである。

 直接会わないとその能力を測れないのは、催眠術師くらいだろう。その催眠術師の腕前を知るには、実際に体験する以外にない。

 そうした特殊能力は別として、ほかは会わなくてもだいたいわかる。

「大事な話だから会いましょう」はだいたい大事な話ではない。

 印象ではぐらかしたいと考える人が「会いたい」と言っているだけ。そう勘ぐるくらいで丁度いいと思う。<文/ひろゆき>

【ひろゆき】
西村博之(にしむらひろゆき)1976年、神奈川県生まれ。東京都・赤羽に移り住み、中央大学に進学後、在学中に米国・アーカンソー州に留学。1999年に開設した「2ちゃんねる」、2005年に就任した「ニコニコ動画」の元管理人。現在は英語圏最大の掲示板サイト「4chan」の管理人を務め、フランスに在住。たまに日本にいる。週刊SPA!で10年以上連載を担当。新刊『賢い人が自然とやっている ズルい言いまわし』
配信元: 日刊SPA!

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