被害者か加害者か分からない状況に苦慮し、揺らぐ家族の信頼
トラブルが発覚した際、男性が最も苦慮したのは相手の保護者との関係性。 「こちらが被害者なのか加害者なのか判断しづらく、謝罪に行くべきか、返金を求めるべきか、今後の付き合いをどうすべきか非常に悩みました」と回答しています。

さらに、息子が親に嘘をついて勝手にお金を持ち出していた事実も判明し、「家族間の信頼関係が揺らいだことが一番の困りごとでした」と男性。
当時の心境について、「まさか自分の子が勝手にお金を持ち出し、友達と売買まがいのことをするとは思わず、情けなさと怒りで頭が真っ白になりました」と激しい動揺を明かします。
折しも受験を控えた時期だったこともあり、息子の精神的な幼さに不安を覚え、「育て方を間違えたのではないか」と強く自分を責めたと言います。また、他人の家庭を巻き込んでしまったことへの申し訳なさもあったそうです。
迅速な対応と学校との連携で解決へ。そして得た教訓
当時は感情的に怒鳴ってしまったという男性ですが、妻と話し合い、冷静さを取り戻してから息子に事実確認を行うことに。 その後、相手側の保護者に電話で謝罪し、後日直接会ってカードと現金をそれぞれ返却・清算する場を設けたそうです。
さらに学校側にも報告し、担任の先生を交えて子どもたち全員に「お金の貸し借りや売買の禁止」を徹底して指導してもらうよう依頼したとのこと。
親同士が連絡を取り合ったことで、大きなトラブルに発展することなく、金銭とカードの返却は無事に完了。

今ならどうするかという問いに対しては、「まず『なぜそこまでして欲しかったのか』という背景を冷静に聞き出し、お金の価値や重みについて、ワークシートなどを使って具体的に親子で学ぶ時間を作りたいと思います」と回答しています。
今回の苦い経験から、「子どもの『欲しい』という欲望は、大人の想像以上に理性を超えることがあると学びました」とあり、現在は「お小遣い帳の徹底と、お金の管理場所を明確にすること」を家庭のルールとして教訓にしているそうです。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年5月、「子どもにまつわるお金トラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
