Aさんの感想
Aさんは、シミュレーションの結果から「子どもをもう一人欲しかったけれど、諦めないとダメかなぁ。普通に働いて、普通に子どもを育てることが、こんなに難しいなんて…」と大きくため息をつきました。Aさんのような子どもが好きな人が、将来を不安に思わなければならないいまの社会を、国や企業ももっと真剣に考えてほしいと願わずにはいられません。安心して家族を増やせるような社会が、将来の国や企業の発展につながると筆者は思っています。
一方で、収支グラフは暫定値です。Aさんのこれからの努力で大きく変えることができます。そのためにも50歳までの10年間をどう過ごすかが非常に重要になってくるのです。
・支出の無駄を省き、貯蓄のペースを上げる
・ITスキルを身につけ、50代以降の収入の落ち込みを最小限にする
・金利上昇を見越した、より精緻な資金繰りを立てる
これらを行うためにも、40代のうちに「将来の収支表」を作り、数字で未来を直視することを強くお勧めします。Aさんのように「家族を増やしたい」と思ったときにも判断できるよう、50代で家計が崩れるか、理想の生き方に近づけられるかは、40代のうちに“数字で未来を見える化”できるかで決まります。
川淵 ゆかり
川淵ゆかり事務所
代表
