「娘を信じられなくなった」裏切られた悲しさと惨めさで止まらない涙
まだ10歳の長女が親の財布からお金を抜き取り続けていた——思いもよらない事実を突きつけられ、女性は親として「血の気が引く思いでした」と当時を振り返ります。

「裏切られたような悲しさと、激しい憤りが混ざり合った複雑な心境でした」と吐露する女性。さらに、我が子を疑い家の中でさえも財布を隠さなければならないという状況に「惨めで、情けなくて涙が止まりませんでした」と胸の内を明かします。
そもそも、長女はなぜ、そんな行動に至ってしまったのか?女性は「愛情不足なのか、学校で何かストレスがあるのかと悩み、娘を信じられなくなったことが一番つらかったです」。
また、盗みは犯罪であるということ、自分自身がしてしまったことの重大さを、どうすれば我が子に理解させられるのか、という悩みも女性を苦しめました。
長女がジュースや文房具をおごっていた友達の保護者にも、どこまで事実を伝えるべきか……女性の葛藤は尽きませんでした。
児童相談所に相談し「疎外感」をケア。トラブルを通して得た深い教訓
長女の盗みを知り、途方に暮れてしまった女性。とはいえ、親としてこのままにしておくわけにはいきません。まずは、夫を交えて家族会議を開き、盗みがダメな理由を長女に厳しく話したと言います。
さらに、長女の心理や親としての最善の対応を知るために、地域の児童相談所の電話相談を利用。心理士から「見栄を張りたい心理」への対処法についてアドバイスを仰ぎました。
最終的に、長女がおごった友達の保護者へは「連絡しない」ことを決めた女性。一方で長女自身には「おごったことで得られた関係は本当の友達ではない」ということを、長女も納得できるよう、時間をかけて説明しました。

また、心理士のアドバイスに従い、一方的に長女を責めるのではなく、母親として彼女が抱えていた「疎外感」をケアするように努めたと言います。その結果、長女本人は深く反省し、その後は財布に手を触れることはなくなりました。
もし当時の自分に戻れるならどう行動しますか?そんな質問に、女性は「感情的に突き放すのではなく、もっと早く娘の『友達付き合いの悩み』に気づいてあげられるよう、日頃の会話を大切にしたい」と回答します。
長女の金銭トラブルを経て「お金の問題は、単なる金銭欲ではなく、心の寂しさや承認欲求からくる場合がある」ことを学んだ女性。親として我が子とどう向き合っていくべきか——女性が得たのは単なる「お金の問題」を超えた、子育ての深い教訓でした。
(文:ママテナ編集部マネーチーム)
※この記事は、ママテナ編集部マネーチームが2026年5月、「子どもにまつわるお金トラブル」をテーマに実施したアンケート(インターネット回答)に寄せられたエピソードを元に作成しています。
※写真はイメージで本文とは関係ありません。
