投資のネックは専門知識の不足
その一方で、不動産投資には特有の懸念もつきまとう。「どのような不安や懸念があるか」という質問に対し、最も多かった回答は「知識不足」(44.6%)であった。僅差で「物件価格の下落」(44.5%)、「空室リスク」(44.0%)が続き、いずれも相場動向や物件価値を見極めることの難しさを反映した結果となった。
また、株式投資などと比べて困難だと感じる点については、「専門的な知識が必要」(45.2%)という回答が最多となった。不動産の取得には借り入れや登記などの煩雑な手続きが伴うため、個人にとっては関連知識の不足が大きな参入障壁となっているようだ。他にも「初期費用の高さ」(44.0%)や「換金性の低さ(すぐに現金化しにくい)」(37.5%)といった不動産ならではの流動性リスクも、依然として根強い懸念事項となっている。
