大人の奈良旅はゆったり、じっくり

東僧坊では、お坊様が修学旅行生に法話をしてはりました。懐かしく思われる方もいはるかもしれません。
私も奈良・京都を初めて訪れたのは修学旅行でしたが、大人になって旅のしおりを見返してみてびっくり。一日にこんなに詰め込んでいたのか! というほどのタイトスケジュール。
大人の奈良旅は、自分に向き合うひと時。ぜひじっくりお寺・神社を訪れてみてください。

こちらは、南門の外にある薬師寺の鎮守・休ヶ岡(やすみがおか)八幡宮。現在の社殿は、豊臣秀吉の子・秀頼が寄進したと伝えられ、重要文化財に指定されています。
明治時代以前には一般的だった、神様と仏様を結びつけて崇敬する「神仏習合」の信仰が、今日でも奈良などの古社寺では息づいています。

薬師寺の広い伽藍(お寺の建物の総称)に建つお堂の多くは、昭和に入り、お写経勧進によって再建されたもの。西塔は、昭和56年(1981)再建。私と同い年です。

広々とした青空とのコントラストが美しい大講堂。薬師寺の堂宇の再建には、古来の技法を今に受け継ぐ宮大工さんが当たられたそう。

大講堂には、お釈迦様の足跡を刻んだ国宝「仏足石」があります。

国宝「仏足石歌碑」には、仏足石が造られた由来が記されています。漢字ですが、万葉仮名なので日本語。「舎加乃美阿止(しゃかのみあと=釈迦の御跡)」の箇所などはわかりやすいです。

ご朱印は、東僧坊の「朱印所」でいただくことができます。限定のご朱印が授与されることもあるそう!

同じく東僧坊には、ギフトショップ「なむなむ」が。

一番人気は、お薬師様をはじめとする仏前でも薫かれているお線香。薬師寺限定の白雪ふきんなどのお土産物も取り揃えらています。
ティータイムもお土産も♡ 西ノ京さんぽ

とっても広い薬師寺。ちょっとひと休みにおすすめなのが、駅側の與楽門(よらくもん)を出てすぐの「西ノ京珈琲」。

オリジナルの珈琲を隠し味にしたカレーや、ほかでは見かけない珈琲くずもちなど、珈琲好きにはたまらないラインナップ。

オリジナルの珈琲を隠し味にしたカレーや、ほかでは見かけない珈琲くずもちなど、珈琲好きにはたまらないラインナップ。

南門の門前には奈良漬屋「本家寿吉屋(じゅきちや)」が。こちらの奈良漬は、ちょっと甘めなのが特徴です。

刻んだ奈良漬と味噌を合わせた「薬師味噌」は、薬師寺のお坊様が毎朝のお勤めのあとに召し上がっているという、寿吉屋オリジナル商品。

刻んだ奈良漬と味噌を合わせた「薬師味噌」は、薬師寺のお坊様が毎朝のお勤めのあとに召し上がっているという、寿吉屋オリジナル商品。

薬師寺のお写経道場で用意されている筆を手がける、奈良筆の老舗「あかしや」のショールームにも足を延ばしました。

店頭では、書き味を試しながら書画用の筆を選ぶことができます。筆ペンや色筆ペンなど、手軽に使える筆のラインナップも豊富。

店頭では、書き味を試しながら書画用の筆を選ぶことができます。筆ペンや色筆ペンなど、手軽に使える筆のラインナップも豊富。

画像提供:あかしや
見学のほか、筆づくり体験なども行なっています。申し込みは、公式サイトから。

「青空の笑い声に誘われ、奈良・薬師寺に来ました」というCMでの鈴木亮平さんのナレーションにもある通り、私も薬師寺には青空がよく似合うと思っています。
ぜひじっくりお参りしてみてください!

