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驚異の「年402万円配当」を実現した元金融支店長…〈配当長者〉を叶えた“高配当株への集中投資”という戦略【経済評論家が解説】

驚異の「年402万円配当」を実現した元金融支店長…〈配当長者〉を叶えた“高配当株への集中投資”という戦略【経済評論家が解説】

5銘柄の配当金額は200万円超、プラスで“コア銘柄”も

現在のポートフォリオは証券コード順に示すと、①マテリアルグループ(156A)9000株、②nmsホールディングス(2162)4万6000株、③三菱製鋼(5632)3000株、④日本精機(7287)5400株、⑤国際計測器(7722)3万株、などです。

大型株はありません。Eさん、「大型株は機関投資家の投資用」と割り切っています。肝心の年間配当は、①マテリアルグループ26円、②nmsホールディングス14円、③三菱製鋼64円、④日本精機50円、⑤国際計測器30円を実施しています。

配当利回りは総じて高く、実績ベースでマテリアルグループ3.4%、nmsホールディングス3.5%、三菱製鋼3.5%、日本精機2.0%、国際計測器3.6%となっています。

[図表1]マテリアルグループ(156A)の週足

問題はトータルの配当金です。この5銘柄の配当金総額は何と税込み約224万円、税引き後の手取り約179万円になるというではありませんか。いやはや、すごいですね。

しかし、これで驚いてはいけません。別にコア(核)銘柄があるというのです。しかしEさん、いくら聞いてもその銘柄名は教えてくれません。実は、その企業の大株主なのです。ご存じのとおり、ランキング10位以内の大株主になると、その名前が公表されるのです。

その銘柄は会社を辞めたあと、10年近くかけて「じっくり仕込んだ」そうです。この間、1株を2株にする(1対2)株式分割が2度行なわれたとのことです。これだけで株式分割の前に買った持ち株は4倍(2×2)に増えたことになります。

5銘柄プラスコア銘柄の総配当金額は、衝撃の…

Eさん、「いや~、こんなに株数を増やすつもりはなかったのだが、安いところを買い下がるクセがあって、28万株にもなってしまった」と笑っています。

この会社の年間配当は10円とのことです。こちらも配当金は税込み約280万円、税引き後の手取り約223万円になります。したがって、前述の5銘柄と合わせると、配当金は手取り402万円(179万円+223万円)に達します。

いやはや、何ともいえません。年に手取り400万円以上の配当金がもらえるとは、うらやましい限りです。それにしてもEさん、そのお金をいったい何に使っているのでしょうか。今度会ったとき、詳しく聞いてみたいと思います。

ところで、Eさんが勤めていた金融機関は1997年に経営破たんしました。しかし、「つぶれる前に退職したので、従業員持ち株会の自社株はすべて売却。退職金もしっかりもらえました」とのこと。運も味方したようですが、転んでもタダでは起きないたくましい人です。

杉村富生
経済評論家

※本記事は、杉村富生氏の著書『月々10万円、年120万円がず〜っと入ってくる 毎月配当株投資』(すばる舎)の一部を抜粋したものです。記載内容は執筆当時のものであり、また、投資の結果等に編集部は一切の責任を負いません。

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