◆衣装はファンの無償提供、バックダンサーは地元の高校生

宮城のおーちゃん:いや、僕は日中会社で働いているので、ものまね活動と二足のわらじって感じです。ものまねライブが近くなると、仕事が終わってから練習するので睡眠時間が3〜4時間になるときもあります。
歌もボイストレーナーはつけず、大野くんの鼻を使って歌う練習を通勤中の車内や山の中でひたすらしたり。
ーー寝る時間も惜しんで練習するとは、ストイックですね。
宮城のおーちゃん:大野くんが本気で好きだから、ここまでできるのかなと思います。
――ステージ衣装も本物そっくりで驚きました。
宮城のおーちゃん:実は、関東のファンの方が無償で提供してくれているんです。その方は実際にステージ衣装を制作されているプロの方で、普通に頼んだら莫大な費用がかかります。
そんなクオリティの衣装を、本家の嵐さんとまったく同じようにフルオーダーで作ってくださっています。
これまでに10着も作っていただきました。ちなみに、その方も嵐のファンです。
ーー無償提供とは、驚きですね。
宮城のおーちゃん:ちなみに、ショーのバックダンサーには地元の仲がいい高校生が協力してくれています。
衣装といい、バックダンサーといい、ものまねステージが映えるのに欠かせない存在ですので、本当に恵まれてます。
◆大野智さん本人も認知。北海道公演でまさかの事態に

宮城のおーちゃん:そうなんです。僕が嵐を好きになってから初めて当選した、最初で最後の北海道公演ラストMCのことでした。
大野くんが「26年本当にみんなのおかげでここまで頑張ってこれました。ありがとう。」と挨拶したあと「あとね、一言言いたいんだけど」って続いて。
「休止期間の5年間、僕のものまねをしてくれていた人がいるんです。…宮城のおーちゃん。5年間大野智をつないでくれてありがとう」って言われて。
ーー本人から直接、名前を呼ばれたんですね!
宮城のおーちゃん:しかも、松潤さんからの「宮城のおーちゃん、今日来てないよね?」のフリが入ったと思ったら「今日、彼来てる。僕インスタ見てるんで。衣装着てくるって書いてたよ」とまで言って。
僕の活動をずっと知ってくれていたことや、リアルタイムでSNSを見てくれているという事実に、全身鳥肌が立ったし、涙も止まなくて、感情が爆発してうずくまっちゃいました。
ーー夢のようで、頭が真っ白になりますよね。周囲のファンの方も驚かれたのでは?
宮城のおーちゃん:自分の名前が呼ばれたとき、同じブロックの何千人もの人たちが「ここにいるよ〜」って、嵐のみんなに分かるように僕にペンライトを振ってくれて。「ああ、みんな優しい」と思ってまた涙しました。
終演後はドームから出られなくなるほどファンに囲まれて、スタッフさんに「こちらへどうぞ」と導線を作ってもらって帰りました。
ーー嵐対応をされましたね(笑)
宮城のおーちゃん:はい(笑)。そのあとは、衣装を着て歩いていたこともあり、どこに行っても人に囲まれ、帰る日の新千歳空港でも囲まれました。
警備員さん、保安所の人まで拍手してくれましたね。芸能人扱いみたいになって、大事件でした。
ーー大野さんがおーちゃんさんのSNSを見ていたということですよね?
宮城のおーちゃん:そうです。SNSに「ファンと推しの立場が逆転してて草」って書かれていました。
生きていてよかったって思えるような、人生で一番泣いた日でした。
――その後の反響も凄まじかったのではないですか?

僕一人のために、お客さんが2500人から3000人近く来てくれたんです。
大野さんの一言事件の後の一番大きなイベントだったこともあり、嵐ファンが大集結してくれました。

